フレッチャー博士が生態系への影響を危惧しているのは、イーストアイランドが希少動物の重要な住みかだったからです。ハワイにいる絶滅が危惧されているアオウミガメの96%がイーストアイランドのあったフレンチゲート礁に生息しており、イーストアイランドにはアオウミガメ全体の7分の1が生息していたとのこと。National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA)の生物環境保全専門家・チャールズ・リットナン博士は、「イーストアイランドはウミガメの巣にとって重要な島であることは間違いありません」と述べています。