本作は、『図書館戦争』『植物図鑑』などの映画作品を生み出した有川浩氏の同名小説が原作。児童書や絵本などでも展開されている人気作で、世界16ヶ国でも翻訳されている。猫好きはもちろん、万人の心をあたたくするハートフルな物語な中身となっており、有川氏は脚本作りにも参加している。
そのハートフルな点について、福士がアピールした。
試写を見た直後とのことで「自分の映画を見て、泣いたのは初めて。不思議な体験だった」と告白した。
「泣いたのは初めて。不思議な体験だった」と福士(写真左)
これまでの出演作の場合は「客観的に(自らの演技を)見えなかった。どうしても、自分の芝居が気になってしまって…。撮影現場のことがぶり返してきて、つい、思い出してします」と説明。だが、今作においては「登場人物に自然と感情移入することが出来た。僕が芝居の中で泣いているシーン、(試写会場でも)見ていて、全部泣いてしまいました。自分のこと、不思議でした」と表現していた。
なお高畑は、自由で最強なツンデレ猫「ナナ」の声を担当。今日のイベント会場では「さっきまで、舞台裏でナナの声を喋っていました」と仕掛けをバラしてニッコリ。これまでのアフレコ現場ではなく「今日は初めて、生のナナちゃんに会えて、凄くうれしく思っています」と喜んでいた。
会場を和ませた、登場猫のナナ
『旅猫リポート』完成記念カーペットセレモニーより ナナが暴れてしまった場面も…
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