ミス同志社(ミスキャンパス同志社)は、
同志社大学に在籍する女子学生の6人の候補から選出されるもので、女子学生の数は1万人強であることを考えると非常に狭き門であるといえます。たんごこうや氏は「誰でも簡単にミス同志社に参加できたら面白いのではないか?」という発想のもと、顔写真からミス同志社になれる確率を算出する「同志社ミスコンAI」を開発したとのこと。実際に使って試してみました。
同志社ミスコンAI
https://miss-ai-doshisha.herokuapp.com/
同志社ミスコンAIは、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を使用したAIです。このAIは過去3年間でミス同志社にノミネートされた参加者の画像を計2000枚使用しており、同志社ミスコンAIに顔写真を読み込ませると、「ファイナリスト6名に選ばれる確率」と「グランプリになれる確率」を表示してくれるとのことです。
◆実際に使ってみる
早速、同志社ミスコンAIにアクセス。
下にスクロールして、「ファイルを選択」ボタンをクリックします。
編集部員(男)の顔写真を選択して……
「判定する」ボタンをクリック。
すると、アップロードした画像ファイルの中から顔の部分を自動で切り取り、過去のミス同志社ファイナリストで似ている人物、および実際に「ミス同志社に応募してファイナリストになれる確率」、「ミス同志社グランプリに輝く確率」が表示されます。編集部員の顔写真の場合、AIは2015年のファイナリストに選ばれた横山実希さんと似ている評価され、ミス同志社ファイナリストになる確率は18.83%、ミス同志社グランプリに輝く確率が0.01%と評価されました。0%ではなく0.01%と評価される部分に優しさを感じます。
次に男性ではなく、女性の顔写真を使用してみます。ここでは、架空のアイドルを自動生成する「アイドル生成AI」が生成した以下の顔を読み込ませてみます。
By 株式会社データグリッド
すると、2017年グランプリの杉浦みずきさん、2016年グランプリの青木美奈実さん、2015年ファイナリストの米倉真希さんの3人と似ていると判定され、ファイナリストになる確率が100%、グランプリになる確率が72.4%と判定されました。アイドルレベルの顔になると、評価がかなり高くなるようです。
同志社ミスコンAIは、過去のグランプリ受賞者やファイナリストの顔と似ているかどうかだけの基準でAIが判定する「ジョークアプリ」。実際にミスコンに挑戦しようという人は、決してこの結果を鵜呑みにしないようにしてください。