定率減税については、07年度に廃止することでほぼ一致。道路特定財源の議論では、地方のニーズが強いとして存続を求め、一般財源化に反対する意見があった。また、05年度末に期限が切れるIT減税に関しては、現状維持を求める声があがった。
総会後、会見した石会長は道路特定財源について「道路特定財源は、ここ10年近く一般化を求める答申をしてきた。それを覆す書き方になるのか、少数意見を別紙で紹介する形になるのか、これから議論する」と述べた。IT減税については「期限切れになるのだから、仕切り直しがあってもいい。国際競争力という視点から守備範囲を見直す議論は、これからしなければならない」と語った。【了】
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