イタリア代表OB陣が望むバロテッリ復帰 敬遠されてきた理由は

このままマンチーニが就任した場合、新生イタリア代表に何を期待するのか。伊『Gazzetta dello Sport』は、イタリア代表のOB陣がニースFWマリオ・バロテッリの復帰を望んでいると伝えた。バロテッリはニースで継続的に結果を出しているが、前指揮官ジャンピエロ・ヴェントゥーラは最後までバロテッリを召集しなかった。しかし、結果だけを見ればバロテッリは召集にふさわしいとOB陣は考えている。

マルコ・マテラッツィ氏は、「ピッチ上でのことを考えれば彼は代表にふさわしい」、元GKジャンルカ・パリュウカ氏も「イタリア人FWでマリオのテクニックとフィジカルのクオリティを持つFWはいない。バロテッリは対戦相手にとって非常に難しい相手に思える」と続く。

マルコ・タルデッリ氏は「彼は価値のある選手だ。監督にとって特別な攻撃オプションになる。彼のようなFWを我々は持っていない」と語っている。これまでは扱いにくいとの理由から敬遠されてきたところがあるが、能力を考えれば代表にふさわしい選手だ。

マンチーニはマンチェスター・シティでもバロテッリを根気強く指導しており、性格もコントロールの仕方も分かっているはず。バロテッリを代表に呼ぶうえで最適な指揮官と言えるはずだが、怪物の代表復帰は実現するか。

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