震災直後、「
消臭力」ソングを高らかに清らかに歌いあげた少年・
ミゲルくん。その少年も今やすっかり大人になったが、今回、19歳になった“大人ミゲル”を再起用し、部屋用芳香剤の新製品「SHALDAN BOTANICAL」のCMを制作した。
新CMは、ポルトガル人のミゲルが、南フランスの街並みを背に植物に囲まれたガーデンで南フランスの香りをオススメする、という内容。南フランスのプロヴァンス地方の都市グラースは、18世紀末頃から香料植物が栽培されてきた。そうした植物から抽出された精油が香水の起源となり、現在でも著名な香水の原料となる世界各地の植物精油が精製され、“香水の都”といわれている。そんな南フランスの香りを、ポルトガル人のミゲルがオススメする。
ミゲルは7年前に透き通るような歌声で「
消臭力〜♪」と歌っていたが、現在は素敵な大人になっており、おそらく多くの人は、そのミゲルと気付かないほどに変身しているため、冒頭のセリフにはきちんと「ミゲルです」と自己紹介を入れることにしたという。
また、この7年の間に、同社には「ミゲルはどこに住んでいるの」「何をしているの」「何歳になったの」など、まるで親戚の子供のことを聞くような“どうでもよい謎”についての質問が多く寄せられており、今回はアンサーとなるような7本のCMを制作した。
ミゲルは今回のCMについて「7年前の
消臭力CMは僕にとって生まれて初めてのCMで、またこうして出演できることを嬉しく思っています。自分のできる限りの頑張りを出し切りました。僕を信じてCMを楽しんでもらえたら嬉しいです。」と大人なコメントを寄せている。