ウーマンラッシュアワー村本大輔(37)が「R-1ぐらんぷり2018」で優勝した濱田祐太郎(28)をめぐる議論に、釘を差した。
 
生まれつき視覚障害を抱える濱田。左目は物心がつくころから見えないといい、右目も明暗が分かる程度だそうだ。3月6日に行われた「R-1」決勝戦でも白杖を片手に舞台に登場し、盲目の生活を笑いに変えた。しかしTwitterでは「障害者ネタはアリかナシか」「タブーでは?」といった議論が一部で起こっていた。そんな状況について、村本はTwitterでこうつづっている。
 
「障害者ネタはテレビでありか、なしか、みたいな議論をよく見るけど、あれは障害者ネタじゃなく濱田祐太郎のネタ。お前が軽く笑いを語りたいからって、作ったやつを消すな」
 
さらに村本は「濱田はタブーを破ってくれた」と言うような“賛美する”コメントにも「偉そうに言ってるうすらバカ」と批判。ただ俎上に載せるだけでなく、濱田を評価するならば「ライブを見に行き、金を落とせ」との発言をした。そうすることが“笑い”の未来に繋がると村本は言う。
 
「ほかの笑いを作れるマイノリティも、おれだって稼げるんだ、認められるんだって夢見れるから。そしたら笑いの多様性が増える」
 
村本の一連の発言に、Twitterでも喧々諤々だ。
 
《そのネタを作った人の意図を考えずに、障害者という一括りにしてアリかナシか言うなってことを言いたかったのかなと》
《賛否の否な方は「障害ネタは笑いづらい」ということなのでしょうかね》
《笑えたら大正義だし、笑えなかったら負けだよな》
 
村本の激励を背負う濱田。7日に公開されたインタビューでは「ネタのストックは3本しかない」と発言しているが、これからどんなネタを生み出すか。活躍に期待したい。