いじめの具体例は、「からかいやそしり、暴言」(66%)を筆頭に、「陰で悪口を言う」(55.6%)、「プレッシャーをかける・無視する・のけ者にする」(53%)、「仕事でサポートしてもらえない」(50.8 %)、「仕事ぶりをけなされる(36.5%)」などが目立った。
また、男女別でみると、いじめを受けたと回答した男性が女性より7ポイント多い事実も浮かび上がった。男性の労働参加率が女性よりも多いことや、男性のストレス解消法が女性と異なることなどが主因とみられる。1111人力銀行によると、
台湾の職場は年功序列を重んじる文化が強く、上司や先輩は往々にして目下に厳しく当たりがちだという。
自分がいじめられた理由については、「性格がおとなし過ぎる」「上司に迎合しない」「口下手、性格がストレート」「新人だから」などの意見が挙げられた。
調査は9月30日から10月11日にかけて、1111人力銀行が登録会員を対象にアンケート形式で実施したもので、1115人から回答を得た。
(邱柏勝/編集:塚越西穂)