カーダシアン姉妹の店で暴れた中年の女を逮捕 姉妹を殺すと叫ぶ

事件が起きたのはロサンゼルス現地時間の21日午後1時過ぎ。現場となったカーダシアン姉妹のブティック「DASH」付近には情報を聞きつけ大勢のパパラッチが店の外に集まったという。実はその女、同日午前中にも店内のレジで店員に銃を突き付け、衣服を吊るすハンガーや棚、カウンターにあった物などをめちゃくちゃにして「キューバに近づくな！」などと叫んで店を去っていた。そして銃やマチェテと呼ばれる大型の刃物を隠し持って再び戻ってくると、今度は「カーダシアン姉妹は処刑される運命にある。共産圏に足を踏み込んだ途端に殺されるはずだ」と叫んだという。

さらに女の口からはキューバ、カストロ、トランプ大統領、国連といった言葉まで飛び出し、カメラに向かって何やら意味不明な不満をぶつけたい様子。「黙りなさい」と一喝された際にはその人物に向かってマチェテを振り上げるシーンもあったが、午前の騒動を受けてロックされていた店舗入口ドアにそれをねじ込むと歩道を歩き出した。パパラッチが「お嬢さん、もう少し話を聞かせてください」などと話しかけると、「銃を持っているから来るな」と拒否されたという。

ほどなくして保安官代理が現場に駆け付けたが、女はすでに姿を消していた。身柄を拘束された場合は武器の所持、営業妨害、威嚇など複数の罪に問われるであろうという。パパラッチが命懸けで撮影した動画は芸能情報サイト『TMZ』などでも公開されている。

画像は『FOX 11 Los Angeles　2017年9月21日公開 YouTube「Woman brandishing a handgun, machete threatens people at Kardashian boutique」』のサムネイル
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）