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“ガブ飲みワイン”発祥の店といえば新富町『ポン・デュ・ガール』。その特徴は、ボトルに値段が直接書かれていること。
全7店舗ある系列店も、“ボトルに値段直書き”でいずれも美味しい&安い&楽しいの三拍子が揃ったデキる店!それを実現するために、ワインを飲みたい人のみが入店可、22時までは料理もオーダーを、など、いくつか店からのお願いごとがあるが、それらさえクリアすれば、大食漢のワイン好きに、これほど嬉しい店はない!その志がウケたからこそ、連日お客が絶えないのだ。
銀座で美味しいワインをがぶがぶ呑みたい日は絶対にここがいい!
ここの牛ヒレかつ、たまらない…!
歌舞伎座にほど近い東銀座の裏通り。バスク語で“川”をあらわす『IBAIA』は、その肉力の高さで話題の店だ。目指すは、バスク料理の定番を押さえた気軽なビストロ。
目立たぬ狭い路地沿いにありながら、肉好きたちがこぞって通うオアシス。店の戸を開けば、カウンターでステーキを食べる女性のひとり客もいれば、仔羊の煮込みをシェアするカップルなどさまざま。
メニューの中心となる自慢の肉料理は、飾り気がなくあくまでもシンプルだ。噛むほどに口中にジューシーな旨みが広がる、肉好きにはたまらないボリューミーなメニューが満載!牛もいいが鴨肉も内臓も捨てがたい。肉好きにとってこの店の存在は、なんと有難いことか。
『マルディグラ』で12年間スーシェフを務めた深味雄二さんが肉に火を入れていると聞けば、肉を楽しむ客が多いのも納得だろう。絶妙な火入れはもちろん、スパイスを巧みに使い肉の旨みを引き出すのもお見事。店の穏やかな空気感も美味しさの秘訣だ。
コリドーでワイガヤ!
「ナポリではピッツァの誘いは、“ちょっと会おうよ”的な合図」という話をイタリア人から聞いたことがある。そんな具合に「ちょっとピッツァを」と立ち寄れる店が、銀座コリドー街に店を構える『ネロオッキ』。店に入るとまず目に入るのは、巨大なピッツァの薪窯。ナポリで経験を積んだ職人が老舗サンフェリーチェ社の粉で生地を練り、焼き上げるピッツァはモチッとして、それでいて軽やか。36もの種類があるのも楽しく、ついつい、あれもこれも食べたくなってしまう。
気軽な小皿料理や前菜、パスタやリゾット、メインディッシュも揃い、トラットリアとしても使い勝手良好。塊で焼く窯焼き肉も名物。ジューシーでお酒が進む逸品だ。
ピッツァを囲む外国人客や、ゆっくり食事とワインを楽しむ恋人同士、子供のいる家族連れなどさまざまなゲストが集うのも、この店の懐の深さだろう。黒が基調の重厚かつクラシカルな空間は、ゲストたちの賑わいを以って絵になる風景と化す。コリドー街からそんな様子を垣間見れば、ついつい「ピッツァでも」と、店内へ誘われてしまうはずだ。
クリスピーなピッツァでワイワイ!
もともとローマでホテルとレストランを経営していたというイタリア人シェフのマルチェロさんが、オープンキッチンのスタイリッシュな空間で、イタリアのシンプルかつ本格的な料理をふるまう隠れ家、『360 イタリアン レストラン』。
生地もソースも手作りという名物ピッツアは、薄いクリスピータイプの生地が特徴的なローマスタイル。トマト旨味をぎゅっと凝縮した濃厚なソースと共に味わってほしい。オーナーシェフ自らが厳選する食材で創り上げる本場イタリアンと極上ワインのマリアージュは、まさに本場の味。味だけでなく、見た目や香り、五感を全て使って楽しんでいただきたい。
オープン以来、厳選された食材を用いたヘルシーなイタリアンが話題に。店内では料理教室や語学交流会といったイベントも定期的に開催されており、食のみならず、イタリアの文化に直接触れられるのも魅力のひとつ。
がっつり肉を食べて疲れを癒そう
『エル ビステッカーロ デイ マニャッチョーニ』。この店名を直訳すると「食いしん坊達のお腹を満たすためのステーキ職人」となるように、ステーキ自慢のイタリアンだ。肉好きなオーナーシェフが、イタリア・ローマで磨いた腕を存分にふるって、グルメな大人たちのお腹を満たす肉料理を提供してくれるぞ。注目はド迫力の「Tボーンステーキ」だ。 グリルと2種類の温度帯のオーブンを巧みに使いわけ、表面はパリッと芳ばしく、中はしっかりと肉汁を湛えジューシーに。
本場ローマで磨いた伝統の味「カルボナーラ」や牛の尻尾をセロリやトマトと柔らかく煮込んだローマの伝統料理「オックステールのローマ風煮込み」、自家製のドルチェも人気。今日はガッツリ食べたい、そんな時におすすめしたい。
ブカティーニ アマトリチャーナ