マンチェスター・Cのアグエロが去就に言及 「残り3カ月最善尽くす」

▽2011年にアトレティコ・マドリーから加入して以降、シティの絶対的エースに君臨するアグエロ。しかし、ジョゼップ・グアルディオラ新監督の就任以降、その立場が揺らぎ始め、とりわけ今冬にパルメイラスから加入したブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(19)の躍動によって、直近のリーグ戦2試合ではベンチを温めている。

▽そして、この状況を受けて、レアル・マドリー、アーセナル、チェルシーなど複数のメガクラブが獲得に動き出したとの報道も挙がっている。

▽アグエロは、83分から途中出場した5日のプレミアリーグ第24節のスウォンジー戦後のインタビューで自身の去就に関して言及した。

「僕はここを去りたくない。シーズン終了までの残り3カ月、自分のできる限りでチームを助ける必要があると思っているよ。その後、クラブと共に自分たちがどうしていきたいか、話し合うつもりだ」

「僕とクラブの間には新たな3年間の契約がある。そのことがここで幸せを感じていることを証明しているはずだよ」

「(控えが続く現状について)こういったことは時々起こるものなんだ。ベンチに居る時は、自分のチャンスを待たなければならない。とにかく、残り3カ月最善を尽くしてチームを助けるため、努力したい。僕の去就に関してはその後だ」

▽また、アグエロはプレミア初先発以降、2試合連続ゴールを記録し、スウォンジー戦ではチームに勝利をもたらす2ゴールを決めたジェズスを称賛している。

「ジェズスは偉大なプレーヤーだ。彼はとても若いけど、これからシティで多くのことを学んでいくことになる。そして、彼にはこのクラブでの素晴らしい未来が待っているはずだ」

▽現在、チームを助けるため、プレーに集中したいと語り、今後の去就に関して明言を避けたアグエロだが、このまま控えの状況が続くのならば、今夏のシティ退団を検討する可能性は高いのかもしれない。