各メーカーから、防水・防塵・防寒・耐衝撃性能を備えたタフコンデジが登場している。
子どもと一緒に出掛けても気軽に使えたり、動画・写真も残したりできるというのが、防水カメラのいいところだ。
レジャーをより楽しむために一緒に仲間と撮ったり、滑走中の躍動感あふれるシーンを残したりできるタフカメラを紹介したい。
■コスパの高い防水カメラの地位を確立している「XP90」
XP90が備えているのは、1.75mの耐衝撃、防塵、水深15mの防水性能、-10度の耐寒と寒さに強いので、ウインタースポーツに十分な機能を有している。
画素数についても1640万画素と画質の面でも他の防水カメラと遜色なく、アウトドアで星の光跡など長時間でのコマ送り動画撮影(タイムラプス撮影)も可能。
またwi-fi機能も搭載しており、スマホやタブレットと連動。遠隔撮影や写真の転送が、PCなどの機器を介さずに直接メールやSNSを使って共有することも簡単にできる。
主な仕様
有効画素数:1640万画素
撮像素子:1/2.3型
画面サイズ:3 インチ
可動式液晶:☓
連続撮影速度 (コマ秒):10
ズーム倍率 (光学):5 倍
ズーム倍率 (デジタル含む):10倍
焦点距離:5 mm
焦点距離 (広角側):28 mm
焦点距離 (望遠側):140 mm
F値 (広角側):3.9 f_stop
F値 (望遠側):4.9 f_stop
最低 / 最高撮影感度 (拡張感度):ISO 100~6400
ファインダー付き:☓
レンズ構成:11群13枚
WiFI:有り
手ブレ補正:有り
付属機能、特徴:タイムラプス、フルハイビジョン動画、光学手振れ補正
付属品:充電式バッテリーNP-45S ACパワーアダプターAC-5VF プラグアダプター ストラップ 専用USBケーブル 使用説明書 保証書一式
記憶メディア:SDHCカード
防水性:IP68
防水深度:15 m
カラー:イエロー
バッテリータイプ:リチウムイオン電池
■防水コンデジの中でも最高峰「オリンパス 」
「TG-4」の特徴は、開放F値2.0の明るいレンズを搭載している点。コンパクトデジカメの中ではかなり明るい部類に属するレンズは、水中や夜スキーなどの明かりの少ない場所でもノイズやブレを抑えつつ撮影が可能となる。
wi-fi機能と合わせてGPS情報も取得できるのは、防水カメラのラインナップでは以外と少なく、GPSロガー機能で撮影していない状態でも一定時刻ごとに位置情報が記録されるので、後からルート情報を見ることもできる。
アウトドアでの撮影シーン水中モードや、微細なものを撮影するマクロモードといった撮影機能、タイムラプスムービー、インターバル撮影、ハイスピードムービーの撮影も可能。
主な仕様
防水性能:15m:
有効画素数:1600万
F値:F2.0-F4.9
焦点距離:25-100mm(35mm換算)
センサーサイズ:1/2.3
GPS:◯
光学ズーム4倍
重量:247g
■見た目通りの頑丈さとは異なる細やかな機能が充実「WG-5 GPS」
「WG-5 GPS」は本体にも記載があるが、耐荷重100kgf、耐衝撃2.2m、14m防水、-10度耐寒とタフネス仕様となっているだけでなく、F値2.0-4.9というコンパクトデジカメの中でも明るいレンズを搭載。
夜の海などでも鮮明な写真を撮影することが可能。撮影モードもアウトドアらしく、超接写モードの「顕微鏡モード」やタイムラプス機能の「インターバル撮影」、水中での撮影でホワイトバランスを調整してくれる「マーメイドモード」などを備えている。
GPS機能や電子コンパス機能も搭載しパソコンに取り込んだ時、専用のアプリケーションなどを使用すれば写真だけでなく、撮影場所まで表示できる。
主な仕様
有効画素数:約1600万画素
撮像素子:裏面照射型 1/2.3型 CMOS
外形・寸法:約125(幅)×64.5(高)×32(厚)mm (操作部材、突起部を除く)
質量(重さ):撮影時 約236g(電池、SDメモリーカード含む)
タフカメラといっても予算や画質、Wi-Fi機能など、それぞれ特徴があるが、普段のカメラ選びと同じように選んでみるのがよさそうだ。その上で、ダイビングやサーフィンがメインであれば水深をチェック、登山やウィンタースポーツは4K動画やタイムラプス機能、広角レンズの有無をチェックし、選択基準とするとよいだろう。
記事提供:クチコミ.jp(http://kuchikomi-web.jp/blog)