初代『キャプテン翼』、『ワールドユース』編、『ROAD TO 2002』、『GOLDEN-23』、『IN CALCIO』、『EN LA LIGA』、『ライジングサン』。シリーズごとの平均「なにィ」数である。無印は翼くん世代の小中学生時代を描いた話。このころから登場していた古株たちが、精神的に未熟な段階でたくさん「なにィ」を言っているのだ。日向くんや次藤くんなど、南葛中と敵対していたころ、翼くんに「なにィ」を吐かされたという選手が多い。 サッカーの世界では観客を魅了するプレイをする選手のことを「ファンタジスタ」と呼ぶことがある。TOP10に入ってしまった彼らは「ファンタジスタ」の被害者でもあるのだ。 (山川悠)