Stay safe on the roads, don't #PokemonGo and drive. #justdrive pic.twitter.com/0zXXNr6n1i
- NHTSA (@NHTSAgov) 2016年7月8日
モンスターボールを見ないで、前を見ましょう。
路上では安全運転を心がけ、ポケモンGOをプレイしながら運転してはいけません!運転に集中しましょう。
NHTSA (@NHTSAgov) 2016年7月8日
運転中にPokemon GOの画面を撮影することは不注意であるため(つまり、このツイートで注意喚起している内容に反することになるので)、NHTSAのソーシャルメディア・チームは、このスクリーンショット風の画像を製作するためにフォトショップを使ったという。その結果、ストックフォトからダウンロードしたダッシュボード写真に、見た目がイマイチなピカチュウが鎮座する画像が出来上がった。
恐らく、米国DARPA(国防高等研究計画局)の若者たちなら、もう少しリアリティのあるものを作ることができただろうし、少なくとも欧州の道路で撮影されたストックフォトを使用することは避けられただろう。他にもNHTSAのTwitterにはPokemon GO関連の警告がいくつか上がっており、その中には、道路を横断する際はゲームに没頭せずにクルマに注意するよう、歩行者へ向けて呼びかけたものもある。
Pokemon Goに熱中し、スマホの画面を見ながら運転することは、運転中に携帯メールをするのと同様に、愚かで死を招く可能性のある危険な行為だ。そのため、NHTSAが対象としている、運転しながらメールをする可能性の最も高い10代〜20代の若者に注意喚起を促すにはPokemon GOも良い方法かもしれない。ニュース・サイト『Vox』によると、Pokemon GOプレーヤーのうち18歳から24歳が58%、25歳から30歳が38%を占めるという。NHTSA調べの統計によれば、不注意運転が起因の衝突事故で死亡するケースは、まさに、この25歳から30歳が最も多いそうだ。
Pokemon GOの大ヒットは、米国の路上に様々な影響を巻き起こしている。ITビジネス情報サイト『CNET』では、今月ニューヨークで、運転中にゲームをしていたドライバーによって引き起こされた初の衝突事故が報じられた。一方、4人の「ポケモンGO」プレーヤーが、走行中の車内で気絶した2人の命を助けたという、このゲームにまつわる良いニュースも伝えられている。
By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー