眞鍋は現在、36歳で、月齢が8カ月の子供がいる新米ママでもある。「私が旅行好きになったのは、遅いほうで、30歳を超えてからです。結婚して子供が生まれる前までは、(プライベートで)20か所ぐらい出かけています」と自身の旅行歴を紹介した。
そんな眞鍋に、来場者から質問が寄せられ「護身術を習っているとテレビで見ました。海外で実際、危険な目にあったことはないですか?」と聞かれた。
すると「ないわけではない」と振り返り、「女の1人旅だと、へんな人がイッパイ寄ってくる」と語り始めた。
そして、護身術が役立つ前に、危険を回避する意識づけが大事だと説いた。
「まずは、日本語をやたら使いこなす現地人は信用しないこと。トルコの場合、日本人女性のナンパが多いと聞きます。『僕、東京に住んでいたことがあって、中野坂上で暮らしていました』とか、信じてしまうことをたくみに言ってくる。私も危険な思いをした経験があって、知人社長が開くパーティの誘いを断ったら逆ギレされて…。逃げようと思って、外に出ようとしたら押し問答になってドアも閉められた。でも、無理やり開けて、外に向かって『ヘルプ!ヘルプ!』と叫んで…間一髪、逃げ切れました」と怖かった出来事を明かした。
「日本語を勉強したいという、純粋な人もいるかもしれないので、ひとくくりにできないですけど」と断っていた。
対談相手とのやり取りでは「話かけてくる人ではなくて、自分が話しかけたほうが安全なケースが多い。嫌そうな表情をされて愛想が悪い人でも、最後には親切にしてくれたりする」と考えをまとめた。旅行先では、とりあえず、近寄ってくる人を警戒することをすすめていた。
最後に「日本人女性はモテるというか、ターゲットにされやすい。外国でのナンパは危険。身の安全を第一に考えて欲しい」と促していた。
今回の催しは、DeNAトラベルの利用者に向けて、グループ加入10周年を迎える企業になったことへの、感謝の気持ちを伝えるために企画されていた。
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眞鍋かをり
「DeNAトラベル10(重)大イベント」より