先日テレビ番組で産後に3カップ上ったと告白した、元Fカップの井上和香さん。胸の大きなママが抱える授乳時のお悩み、わりと深刻なんです。
井上和香さん、Iカップママならではの苦悩とは?
2015年に第一子女児を出産した後、胸がさらに大きくなり、FカップがIカップにまでなったと、先日出演したテレビ番組で語った井上和香さん。産後初めて自分の「胸の谷間」をおがむことができたほど小さい胸の私にはなんとも羨ましいとしか思えないお話ですが、胸が大きいママにとっては実はかなり深刻な悩みだったりするです。
井上さんは「授乳の際におっぱいが大きいと口に入らないので胸をつぶして下さい」と看護師さんに言われ、なんと両手とも腱鞘炎になってしまったというのです。
大きい胸の人はやはり授乳にコツがいるようです
通常の胸より1〜2カップは大きくなるといわれている授乳中の胸(変わらない人もいるそうです)。大きくなることによって問題は赤ちゃんが上手く飲めなかったり、またその重さが赤ちゃんの負担になってしまうなどのトラブルも。赤ちゃんが重くて苦しそうにしている場合には、もう一方の手で持ち上げてあげるようにすると上手くいくようです。また下の方に母乳がたまってしまうので、やはり胸を真っ直ぐにすることを意識して授乳するのが大切だそう。小さい人よりはコツがいるようで、慣れてくるまでの我慢といったところでしょう。
太って見えてしまうのも悩みのタネ
また、胸が大きくなることで「太って見える」と感じているママも多いよう。ウエストのくびれを強調するようなラインの服は避けた方が無難。ウエストを絞った服を着ると胸が強調され逆に太って見えてしまうのです。だぼっとしたチュニックも着方によっては増量見えしそう…。しかし!ラッキーなことに今年はオフショルダーのトップスがトレンド! 首や鎖骨のラインを見せることによって、細い部分が強調されるので痩せ見えが可能に。そして授乳もしやすいので、トレンドも取り入れながら痩せ見えも可能なオフショルダーのトップスは使わない手はないですね。
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卒乳後に垂れてしまわないように気をつけたい
そして大きな胸のママさんが口を揃えていう悩みは、“卒乳後に胸が垂れそう”ということ。これに関しては誰に聞いても「垂れたよ…(泣)」とのことなので仕方がないのかもしれませんが、できるだけ赤ちゃんを胸に近い位置で飲ませ、胸を引っ張られないように意識すると、垂れを少しは防げるようです。要は、皮膚の伸縮を繰り返すことが垂れる原因というわけですね。
また、その時の自分にあった下着選びも重要。垂れを最小限にするためには、まずはマタニティブラで母乳の出をよくした後にワイヤーブラに替えることが大事とか。胸の筋肉を鍛えるトレーニングをして形を整えることを意識するとよいようです!
「小さいと垂れないでいいわね」なんて言われるけれども、卒乳後に形が変わってしまうこと自体は大きい人も小さい人も同じこと。小さくなる、垂れる、ハリがなくなる…どっちにしろ悩みは尽きないものですね。