その理由として「僕たちの物語で感動するのではなく、僕たちを通して、皆さんの人生を思い浮かべてください。それは、皆さん自身の人生に感動して欲しいからです」と説明を加えた。
「あくまでも、僕たちは媒介にすぎない。僕たちを見ているうちに、皆さんが自分の映画を見ている感覚になってくれたら嬉しいです」と続けてコメントした。
宮崎も同意。「主人公は皆さん。皆さんが自分のことを投影して頂けたら」と口にしていた。
本作は、映画プロデューサーの川村元気さんが発表した小説が原作。現在、累計120万部を突破しており、中国、韓国、台湾においてベストセラーを記録している注目作だ。
▼ HARUHI 『ひずみ』 映画「世界から猫が消えたなら」ver.
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関連リンク・
映画「世界から猫が消えたなら」 - 案内WEBページ
この日の会場には、主題歌を担当する新人歌手・HARUHIも登壇。デビューシングルでもある「ひずみ」を生歌で届けた。
▼ HARUHI
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HARUHI/プロフィール1999年2月25日 ロサンゼルス生まれ。現在17歳。
12歳の時、学校のミュージカルの主役に抜擢され、数ヶ月間の練習と本番を経て歌手への志を持つ。
13歳から楽曲制作を開始。ルーツ・ミュージックからオルタナティブ・ロックまで、膨大な幅の音楽を吸収し、即興性を含む柔軟で鋭敏な歌唱表現力や楽曲制作力は、関係スタッフに、次世代の真の女性アーティストの誕生を予感させる。
その後、ライブやレコーディングで、ミュージシャン達とのコラボレーションを通して柔軟さを身につけ、楽曲によって英語と日本語のバランスを取りながら、「HARUHI」としてのスタイルを創りだし、新しいJ-ROCKの誕生をも確信させるに至る。