まずは、Apple Pencilの硬いペン先がガラス面をツルツル滑るのが気になった。というのも、Microsoftが「Surface Pro 4」に合わせて販売開始したSurfaceシリーズ用の「Surface ペン」には、好みの書き味が楽しめる4種類のペン先(2H、H、HB、B)が付属している。このペン先を交換することで、自分好みの適度な抵抗感で紙に書いているような感覚で画面操作ができるというもの。
9.7インチiPad Proを使ってみて、これまでの「iPad Air 2」では「やらなかったこと」、「できなかったこと」ができるようになったことが、個人的に大きな進歩と感じる部分だ。
さて、9.7インチiPad Proは本当に「Pro」なのかというと、iPad Air 2と極端に性能差があると感じず、パソコン(PC)の置き換えになるかというと、一部においては可能性はあるものの全ての作業がこれで完結するようにも思えない。プラスαされた要素を例えるとしたら「iPad Air 2 Premium」がしっくりくるような気がするのだが、どうだろうか。