そこで今回は、結婚して初めて知った“夫の実家のビックリお正月料理”をご紹介!
驚愕の味覚がそこに!
ところ変われば“お餅”も変わる
お正月のお餅は、お迎えした年神様への捧げもの。それをいただくことで、“一年のご加護をいただく”という意味合いが。しかし、その調理法や食べ方はさまざま!
・「夫の実家で驚いたのは、“お餅にお湯をかけただけのもの”が出されることです。義母に『お塩いる?』と言われたけれど、ほとんど食べられず…。これから先、帰省時のお餅をどう乗り切ったらいいのか悩んでいます」
・「主人の実家は仙台なのですが、お正月は、お雑煮の前に、お餅にあんこを乗せたものをいただきます。ここまではとくに何とも思わなかったのですが、お餅にあんこをのせたお椀に残ったあんこを舐めるのも習慣のひとつ…とのこと。正直、引きました」
・「親戚が勢揃いした食卓に、餅米が大量に置かれていて不思議に思っていたら、そこに何と、餅米と同量のあんこが運ばれてきて、みんな嬉しそうにあんこをのっけて餅米を食べているのです! 『ぼためし』というそうですが、おせち料理や天ぷらと一緒に、あんこののった餅米を食べているので驚きました」
・「おもちは年の数だけ噛むのが決まりだそう。しっかり噛むのは大変なので、軽くですが“年の数だけは必ず噛まなければいけない”とのこと。だから、88歳のおばあちゃんもお餅を面倒くさそうに食べます。けど、のどに詰まらせる危険回避にはなっているので、そういう意味ではいいのかも?」
謎のお雑煮コレクション
お正月料理の中でも、地域ごとにはっきりとした違いがあるのがお雑煮。その土地でとれる材料と合わせるのが一般的ですが、それでは説明がつかない場合もあるようで…。
・「義実家では、白味噌のお雑煮に入っている餅をわざわざ取り出して、きな粉につけて食べます。最初はびっくりしたけど、食べてみたら甘辛で不思議な美味しさ」
・「お雑煮のお餅にあんこが入っていたのには驚きましたが、後から有名な郷土料理だと知りました。思いのほか美味しかったので大切にしたいと思います」
・「夕食に出る焼鮭をわざと残して雑煮に入れる習慣があります。家族全員の残したものを入れるので、舅が残したものも入っているかと思うと食べられませんでした」
・「お雑煮に黒糖を入れて食べる習慣には驚きました」
・「姑が“鶏肉が嫌い”という理由で、牛肉とほうれん草という謎な組み合わせのお雑煮を頂きます。普通に美味しいので今は慣れましたが、初めて見たときはビックリしました」
・「お雑煮が単に餅の入った味噌汁だった。しかも、前の日の年越しそばの具の余りも放り込まれていたので、品も何もありませんでした」
・「お雑煮の汁がクリームシチューでした。でも、おいしかったです。その地方の名物でもなんでもないようですが…」
・「お雑煮ではなく“おでん”でした。どう見ても“おでん”でした。まあ、それはそれで美味しかったので良かったですけど(笑)」
とにかく食べる!飲む!ご馳走ラッシュのお正月
家内安全や子孫繁栄など、おめでたい意味を込めたおせち料理をたっぷりいただくのはお正月の醍醐味。だけど、ここまでやるのはなぜ?!
・「年末の年越しには、とにかく料理をたくさん作ります。茶碗蒸しなんかも大きな丼ぶりに何個も作り、それだけでお腹がいっぱいになるほどです。『これ誰が食べるの?』と毎年思いますが、お正月中は毎日その料理を消化するはめに…。若い頃はよかったけど、今では食べ疲れし、残してしまいます」