キノコだけが菌じゃありません。さまざまな菌を腸に摂り入れて、もっと積極的に菌活を。最近ちょっと具合が悪い……そんなときは特定の菌を集中的に摂取してみては? 体に良い6種の菌とその働きをお伝えします。
・キノコ
菌そのものを食べる、菌活食材の代表選手です。キノコに含まれるオルニチンは肝臓の働きを助け、デトックスにもつながるのだとか! 低カロリーで繊維質も豊富、ダイエットに役立つのもうれしいところです。
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納豆菌
ごはんやお豆腐にかけたり、茹でた野菜やマグロと和えたり、手軽に食べられる
納豆も菌活にオススメの食材。血栓を溶かすナットウキナーゼが、動脈硬化を予防するという説があります。
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乳酸菌ヨーグルトやチーズ、キムチなどに含まれる酸味のある菌です。腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌をカット、さまざまな病原菌の繁殖を防いでくれるのだとか。
・麹菌
お味噌やお醤油、甘酒などに含まれる、穀類を発酵させるための菌です。整腸作用があり、便秘の解消に効果的。豊富な酵素が、
乳酸菌が腸内で活躍するのを助けてくれます。
・酢酸菌
アルコールを発酵させお酢に変える菌です。米酢、リンゴ酢、ワインビネガーなど、一般的なお酢に含まれます。体に入るとクエン酸に変わり、内臓脂肪を減らしたり、血圧や血糖値を下げたりしてくれる
生活習慣病の予防にぴったりな菌です。
・酵母菌
パンやビールを作るとき欠かせない酵母菌は、腸内に入ると糖質や脂質を分解してくれます。悪玉菌が増えるのを抑えて、免疫力を高めるのに役立つと考えられています。
こうしてみると、日常の食生活でさまざまな「菌活」ができますね。まずは簡単なものからトライしてみて! 《anan NEWS》