老廃物の排出を促すデトックス「塩浴」の方法 必要なのは水と自然塩だけ
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また、エアコンによる冷えも深刻ですよね。
だから夏こそゆっくりと湯船に浸かるのがいい、なんて言う人も。ですが、暑くて長く入るのは苦痛だったり、思うように時間が取れなかったりと、現実にはなかなか難しいのではないでしょうか。≪塩浴で体の悩みを解消!≫
そこでおすすめしたいのが、塩浴(えんよく)。
高濃度の塩水を体に塗り、浸透圧の力で老廃物の排出を促し、皮脂をコントロールするという美容法です。
必要なのは、水と自然塩だけ。
高価な化粧品や入浴剤は一切使わないので、お金もかからないし、近所のスーパーやコンビニでも手に入ります。
肌にも負担が少なく、アトピーの症状を軽減させるために塩浴を習慣にしている人もいるくらいなのだとか。
こんなにお手軽ならチャレンジしないのはもったいないと思いませんか?≪塩浴のやり方≫
1. 塩浴用の塩水を作ります。容器にどっさり塩を入れ、水を少なめに注いで、底に溶けきれない塩が残る程度の、濃い飽和塩水を作ります。ドレッシング用の容器を利用すると便利です(100円ショップなどで手に入ります)。
2. まずは湯船に浸かって体をよく温めます。
3. 体の上から下に足の裏まで、全身に塩水をかけて手で優しく塗りこみます。肌をこすらないように全身を5〜10回なでると、手がぬるぬるしてきて老廃物が出てきているのがわかります。塩には発汗作用があるので、汗もたくさん出てきますよ。
4. 体についた塩水と汚れをシャワーで洗い流します。
5. 再びお湯に浸かって体を温め、お風呂を出る前に冷水を浴びます。
最後に冷水を浴びるのが最大のポイント!
冷たい水で皮脂を固めて自前の保護膜を作ることで、必要以上に皮脂が出なくなるのだそう。
お風呂上がりにはその皮脂が自然に溶けて、乳液などの代わりに肌を潤してくれるんですって!≪モノグサさんでも大丈夫≫
塩水を作るのが面倒…という場合は、浴槽の中に塩をたっぷり投入してみて。
飽和塩水よりも濃度が薄くなるため、塩浴ほどの即効性は感じられないかもしれませんが、皮膚のコンディションを整える役割は十分果たしてくれるそう。
クーラーで冷えた体もぽかぽかになるはずです。
塩浴の際は、石けんやボディーソープを使う必要はありません。
それだとニオイが心配…と思うかもしれませんが、そもそも洗い過ぎが皮脂の過剰な分泌を招き、ニオイの原因になっていることもありますから、塩の力を信じて、しばらく続けてみましょう。
ちなみに、塩浴を続けている女性の中には
・「肌がモチモチになった」
・「シャワーの水をはじくようになった」
・「少し白くなったような気がする」
など、お肌の質感の変化だけでなく
・「香水の香り持ちが良くなった」
・「何もつけていないのに、彼に『甘くていい匂いがする』と言われた」
と言う人も。
また、お肌の引き締めや、発汗・デトックス効果からか、
・「ウエストラインができてきた」
なんて声も出ています。
話半分で聞いたとしても、いいことずくめじゃないですか?≪塩浴の注意点≫
◎当たり前ですが、塩水が目や傷口に入るととてもしみますので、ご注意を。
◎乾燥肌でカサカサしているときも、皮膚に微細な傷がついているかもしれないので、慎重に行ってください。
◎人によっては赤い斑点が出るなど、好転反応が出ることがあるそうです。気軽に試せる美容法だからこそ、無理をしないことが大切です。
生命の源、海から採れた塩には、すごいパワーがあるんですね!
それに、「盛り塩」「清めの塩」のように、目に見えないエネルギーを清める力があると昔から言われていますから、体以外の面でも何かいいことが起こりそうな感じもしますし。
あとは、彼とお風呂に入ったときに、一緒に塩浴をするのもいいかも。塩で優しくマッサージし合えば、2人でリフレッシュできて絆も深まりそうな気がしませんか?
(文=石村佐和子)
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