ノルウェーの画家、エドヴァルド・
ムンクが描いた絵画「叫び」は誰もが1度は目にしたことがあるほどよく知られた名画です。ゆがんだ空間や独特の色彩が特徴的な作品ですが、この「叫び」をCGによってアニメ化した作品「The Scream」が公開されています。
The Scream - ShortAnimation Movie on Vimeo
2名の男性が橋を渡るシーンからムービーはスタートします。「死ぬのは怖くないか?」「いや、怖くない」と交わされる2人の会話。

「本当かね?」「私はいつも、そのことを、気にしないようにしている」そう語る左の男性には、なにやら影のようなものがまとわりついています。

「僕は怖いよ?死を恐れない人なんて、いるのかね?」「なぜ私が、死を恐れなければ、ならないんだ?」と語る2人。背景の色彩まで全てがアニメ化され、「叫び」の世界観が見事に再現されている点に注目です。

杖をついた男性が通りすぎようとすると、橋の反対側から「あの人物」が姿を現し……

「叫び」の始まりです。

表情豊かに踊りを舞う「叫び」の人物。BGMにはイギリスのプログレッシブ・ロックバンド「
ピンク・フロイド」が1973年に発表した名曲「虚空のスキャット」が使われているのですが、これほど「叫び」にマッチしたBGMは他に思い浮かびません。

およそ1分にわたって叫びを踊りで表現。実際のダンサーが踊った動きをモーションキャプチャしてCGアニメで再現したようです。

そして後半、エンディングに近づき……

「叫び」のポーズが再現されました。本物の作品とは少しテイストが違うようですが、再現度はかなりのもの。

この映像を作成したのは、ルーマニア・ブカレストで数々の映像作品を送り出している映像スタジオ「
Safeframe」です。Safeframeの
Vimeo公式チャンネルでも多くの作品を見ることができますが、「The Scream」をなぜかウィンターバージョンにした以下のムービーも公開されていました。
The Scream - ShortAnimation Movie (winter version) on Vimeo