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丸みのあるデザインと、コペンが提案する着せ替えコンセプトのスタートという思いを込めた Circle(サークル)とZero(ゼロ)を合わせて生まれた造語です。
そうです、今度のコペン セロは着せ替えに対応しています。すでにコペン・シリーズはローブとエクスプレイという二種類のボディが登場していますが、じつはドア・アウターの形状が異なるために、着せ替えはできませんでした。
しかし、今度のセロは、ローブから着せ替え可能となったのです。
ダイハツでは『DRESS-FORMATION』と呼ぶ、内外装の脱着構造。ローブからセロに変身するためには、ドアを除く、ほとんどのアウターパネルや燈火類を交換します。
これほど大掛かりな変身であれば、さぞかし高価に思えますが、2015年10月に発売予定となっている変身ボディキットの予価は約35万円。オールペンやラッピングと比べると、リーズナブルに思えるのではないでしょうか。
インテリアについては、水平基調の「ストレートフレーム」を採用したほか、メーターに専用のシルバーリング付きブラック盤面を採用するなど、ローブとは若干異なります。DRESS-FORMATIONによって着替えても、ディテールでベース車両が区別できるのです。また、インテリアと外装の組み合わせにより個性を発揮しやすくもなっているようです。
また、特徴的な丸目ヘッドライトは、軽自動車初となるバイアングルLEDヘッドランプ(ひとつの光源でハイ/ローを切り替えるタイプ)を採用しているのも注目ポイントといえそうです。
コペン セロのメーカー希望小売価格は、185万2200円(CVT)、187万3800円(MT)。
6月初旬の段階で累計1万台を突破するほど確実に支持されているコペン・シリーズ。まさしくニューフェイスの登場で、ますます勢いを増しそうです。
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(山本晋也)
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