7位 宮本武蔵 浪人の事を英語で「men of the waves」(波の人)と訳すこと、そして、浪人について何らかの理由で主人を持たず、傭兵として自分で仕事を探していたサムライだと定義しているところが面白いです。浪人もサムライの一種だと考えているようですね。サムライの中でも最も面白いエピソードを持つ浪人、それが宮本武蔵だと述べています。
6位 本多忠勝 並びなきその武勇から織田信長に「花実兼備の勇士」と讃えられた本多忠勝ですが、このサイトでは「The Warrior who surpassed Death」(死をも超越した勇士?)と呼ばれたと紹介されています。徳川四天王の一人として活躍した大変な猛者であり、生涯無敗というだけでなく傷すら負わなかったというところに、インパクトがあったのかもしれません。
1位 織田信長 やはりというべきでしょうか。日本でも人気の高い織田信長が第1位でした。ただ、織田信長の人物像について、“no samurai was stronger or more cunning that Oda Nobunaga.”(織田信長ほど強く、抜け目のないサムライはいない)と表現されているのが意外でした。“cunning”には、狡猾や悪知恵、ずる賢いなどの意味があるのです。しかしその一方で、身分や血統によらない昇格システムや、楽市・楽座や外国との交易といった政治面などでの功績について高く評価されています。