事件が起きた金門島のフェリーターミナルには当時、張氏の到着に合わせて、支持派と反対派が集まり対峙していた。張氏がターミナルを離れる際、反対派が発煙弾を投げたのをきっかけに、支持派の男が反対派のメンバーに殴りかかり、現場は一時騒然となった。
男は警備に当たっていた警察によりその場で現行犯逮捕されたほか、他にも3人に暴行を行った疑いがかけられており、現在捜査が行われている。
張氏は昨年6月末に南部・高雄市で非公式の閣僚級会談に出席した際にも、乗っていたワゴン車にペンキを投げつけられるなど激しい抗議に遭っていた。
(黄慧敏/編集:杉野浩司)