メモとして、この記事から一部引用しておきます。
トランプが2015年に大統領選への出馬を表明し、あれよあれよという間に支持を広げていった際、当惑したリベラルメディアは、トランプの集会に出向いて支持者たちをインタビューし、その心根を推し量ろうとした。そうしたなかコラムニストのサリーナ・ズィトが「The Atlantic」の記事のなかで下した結論は、トランプ人気の秘密を言い当てていると支持者の間でも大きな話題となった (Salena Zito, "Taking Trump Seriously, Not Literally")。
” メディアはトランプの言うことを字義通りに受け取り、真剣には受け止めない。トランプ支持者は、トランプのいうことを真剣に受け止め、字義通りには受け取らない。”
(引用元:『世界』2025年8月号 p.48)
この若林恵の連載は、トランプ勝利をもたらしたポッドキャスト、ネットで情報環境が大きく変化したなかでのマスメディアの現状など、現在の日本と重なるアメリカの様子がレポートされていてとてもおもしろいです。
上で引用した部分は、参政党の支持者にも言えることなのかなあ、と。
若い世代に支持者が多いのは、既成の政党に幻滅していたところに現れたニューウェーヴみたいに受け取られたのだろうか、だったらそういうところがナチスに似て見えるのかな、なにか党全体がサブカルオーラに包まれているあたりも。
今回の参院選でやっと存在に気がついた私も、「参政党って何?」「どうしてこんなに躍進したんだろう?」とは思って、そのへんの調査や分析は読んでみたいなと。『世界』、お願いしますね。
さて、今回の参院選、苦戦覚悟で臨んだ自公より、ふたを開けてみると比例票が減っていた立民などのほうがショックが大きかったようで、「石破辞めるなデモ」が行われていましたが、あれは参政党躍進の衝撃を鎮静化させるためにやってるんだろうなって。”参政党躍進”という現実を直視する準備がまだできていないのだろう。
(アベノセイダーズは参政党躍進もアベのせいにしそうでこわいです……)
発想が飛躍するが、むかしよんだ橋本治『革命主義的半ズボン宣言』思い出したり。
渋谷陽一が「え?」になるかたちで参政党のポスターに「政治はロックだ!」というキャッチが使われてたように、この本で橋本治がいってたことも裏返しにして参政党ブームに接続されてるような気がしてくる。
「石破辞めるな」デモ、ちょっと「わたしはシャルリ」を連想させるところもあって、するとあれは日本における68年革命の葬列になるのかもしれない。