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『世界』2024年11月号 森本あんり「国家神信仰を批判する」

 

これは、日本人は読んでおいた方がいいです。

 アメリカ、イスラエル、イランなど、政治家がスピーチする際に聖書やコーランからの一節を織り込んだり、宗教的な決まり文句を挟んだりすることがふつうで、日本人の大勢からするとユダヤ教キリスト教イスラム教すべて異国の異教で、経典もなじみがなく、したがってそういうふるまいがすべからく異国の異教的光景にしか見えず、「あー一神教の人らはなんか感覚や発想がちがうんでしょ」みたいになって、しかも対立している陣営が宗教が別になってたりすると、自分たちには縁遠い宗教的争いやってるのねと思いがちです。でも、それでかたづけていいようなものではない。

 アメリカやイスラエルやイランが見せる、宗教的一面を、距離を置いて見て、まどわされないようにするために、ぜひ『世界』11月号で読んでください。

 

 現在のパレスチナ情勢は、政治的対立から生じてしまったことで、イスラエルやイランをはじめ国際社会もガザの惨状を止めることに協力しないといけない。

 

 日本人にとっては、Oct.7のハマスの奇襲攻撃後のパレスチナ情勢は、真珠湾攻撃後のアメリカ:イスラエル; 日本列島:ガザ; のように見えるのではないでしょうか。なので、とにかくイスラエル空爆止めさせろ! になって、イスラエルを止められる力があるのはアメリカだけなので、アメリカなんとかしろ! になる人が多いのでは。

 同時に、アメリカを後ろ盾にして周辺国からの脅威に対峙するイスラエルの姿は、日本に似ているなとも思わされ、複雑な気持ちになるのですよね。




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