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『世界』2024年10月号 駒林歩美「ドイツ「罪の克服」とはなんだったのか イスラエルへの「偏愛」が生むレイシズム」

 

『世界』2024年6月号の橋本伸他「「歴史家論争2.0」とドイツの転落」につながる記事、その現状のレポート。イスラエル政府批判が反ユダヤ主義と見なされ、ガザ攻撃をするイスラエル政府へのドイツ政府の対応への批判ができない、パレスチナを支持するとハマスを支持するイスラム主義者と見做されてしまう、抗議デモをすると警察に取り締まられる、など。

 2002年からベルリンに住み、パレスチナに連帯するドイツのユダヤ人組織の理事を務める精神分析家イリス・ヘフェッツ氏はこう証言している。

「この20年間でドイツのイスラエルへの傾倒はかなり強くなりました。私がドイツに来た頃には、講演でイスラエルの政策を問題なく批判できました。しかし、それから数年後には、イスラエルの問題を指摘するユダヤ人が、ナチスを祖父母に持つドイツ人から『反ユダヤ主義者』と非難されるようになったのです。私はもう公の施設では話せません」とヘフェッツ氏は振り返る。

(引用元:『世界』2024年10月号 p.195)

 ヘフェッツ氏は、ドイツはホロコーストを唯一無二の悪として絶対視し、それを反省する自分たちはえらいと考え、現在ガザで起きている惨事はそれにくらべるとたいしたことではない、よく起きる紛争のひとつでしかない、と見る傾向があるとも指摘。悪事にせよ「史上最悪」と置くところに倒錯したナルシシズムが見えるとまで言う。

 ナチスホロコーストは、植民地でやっていた手法をヨーロッパに持ち込んで展開したものだという見方もあるそうですが、20世紀になって増えたアジアアフリカ方面からの移民、たとえばパレスチナ系ドイツ人が、いま偏見にさらされ差別の対象になってきているそうです。

 くわしくは『世界』10月号で読んでみてください。

 

ホロコーストは唯一無二、といわれると、そうなる要素のひとつには、ユダヤ人やロマだけでなく、ドイツ人も障害者や異端分子と見なされた者は殺害の対象になったというのがあるのではないでしょうか。それも、行政として粛々と殺害をした、と。それをやれたのは西ヨーロッパではドイツだけだった、という点で、たしかに唯一無二になるのかもしれない。

 このへんは、『世界』6月号の渡邉琢「「ALS嘱託殺人」と隠蔽されたもうひとつの事件」につながっていきます。

 安楽死先進国がホロコーストを産んだ文化圏であること、また、これは安楽死について『世界』の記事で読んだだけの私には孫引きになるし、でもほかにネット記事でも読んでいるのですが、安楽死を決意してその心情を語っている例がなぜかすべて女性で、いずれも病苦から安楽死を選んでいるのですが、ふしぎと生い立ちから語らされていて、なんでそうなるの? というのはあってね(同時にだいたいわかるんですけどね、AV女優や風俗嬢になるとやたら自分のこと語らさられる、聞いてもらえるのとつながる、女の語りの受容のされ方。そうか、もう安楽死するんだ、だったら安心して話も聞けるよなあ、な、たぶん永遠に変わることのない人の世の法則)。

 だらだらしてきましたが、日本は自殺大国で、自殺するのは男性の方が数が多いということなので、彼らが自殺を思いとどまれるような仕組みをつくるのが先でしょう。

 

 

 




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