一時期けっこうはまったのでよくも悪くも影響を受けているのは自覚しているが、私自身がアホだったりしたせいで火傷炎症を起こしたりもしたのだろう、他の読者のように素直にほめたり感謝したりがまだできないところがある。
基本超一流の副読本というか最高級の雑誌の色ページみたいな物件だった筈だが、職業インテリが適切に位置づけできない、もしくはしないことで橋本治を場面によって適当に利用することがあるのも、むかつき要素。彼の周辺にうまく距離をとりつつ棲息する女性も苦手だった。
そういう極私的感想はともかく、読みやすいしおもしろいしイラストも描ける強みが染みてくる『歌舞伎画文集』の名が、橋本治と共に浮上することがあまりないのは前から不思議です。図書館にあると思うので、興味のある方は見てみてね。
- 作者: 橋本治
- 出版社/メーカー: 演劇出版社
- 発売日: 1992/09
- メディア: 単行本
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享年七十。安らかに眠れ。