富士山噴火の動画(内閣府が出したものです) - 「がんに効く生活」とか
A0153さん
昨日、NHKの富士山噴火のドラマ仕立てのドギュメンタリー?を見ました。その舞台は主に東京でした。
4月5日(日)午後9時からNHK総合で放映されたらしい。
相鉄ホールディングスの株価を見てみたが、6日、7日と株価は右肩上がりで騰がっている。
投資家は富士山の噴火にあまり関心がないようだ。
余計な事を書いてしまった。
「富士山噴火 その時あなたはどうする?」鎌田浩毅監修
p86-88
本来「ガラス」とは、物質がきちんとした結晶構造を持たない流動的な状態を指す。マグマはゆっくりと冷やされれば結晶化するが、急に冷やされると軽石という結晶構造のないガラスに変化するのだ。
この火山から生まれたガラス片は、脆くて細かく割れやすい。そのため、火山灰のサイズは大きなものでも砂粒程度。小さなものは小麦粉のように風に舞うほど小さい。だからこそ「火山灰」と呼ばれるのだ。
砂粒や小麦粉のように細かいガラスの欠片の集まりである火山灰は、水に溶けることもなく、放っておけばどこかに消えてしまうという性質でもない。だから、厄介なのだ。乾燥すれば空気中にいともたやすく舞い上がり、触れるものをミクロレベルで切り裂く。堆積した火山灰は、雨が降って水を含むことで、まるでセメントや漆喰のように硬化してしまう。火山灰はただの「燃え粕」ではなく、鋭利なガラスの性質を持っているからこそ、健康や環境に様々な害を及ぼしてしまう。
(中略)
2004年に内閣府が発表したハザードマップには、もしも富士山山頂で宝永規模の噴火が発生した場合、火山灰がどこの地域に飛散するかを季節ごとに計算した「ドリルマップ」が存在する。なぜ、季節ごとに分けているのかというと、火山灰は風向きや速さによって飛ぶ方向が大きく変わるからだ。たとえば、夏の場合は風向きが変化しやすいため、火山灰は全方向に向かって飛び散る可能性がある。一方、冬の場合は、強い西風が吹くので、富士山の東方向で大量の降灰が予想される。よって、風下となる東方向は危険エリアだと言える。
(中略)
また、「ドリルマップ」を12か月分重ね合わせ、富士山から降って来る火山灰の降灰量を示しているのが「可能性マップ」だ。これによれば、静岡県、山梨県はもちろん、神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県、茨城県などの関東一円に大量の降灰が指摘されている。東京23区や房総半島を含む千葉県東部から埼玉県南部を覆う首都圏一帯では、2cm以上の火山灰が積もると指摘されている。
前掲書p95-97
現代社会特有の火山灰の被害として、無視できないのがライフラインへの影響だ。
まず、シミュレーションによれば、送電施設に3mm以上の灰が積もったところに雨が降った場合、電気がショートする危険性があるという。富士山が噴火すると、西風に乗った火山灰は東京湾周辺に到達するが、この地域には火力発電所がたくさん設置されている。ガスタービンの中に火山灰が入り込むと、発電設備が損傷する可能性が高い。また、雨に濡れた火山灰は電線に付着すると漏電を引き起こし、停電に至ることもある。
影響のあるインフラは電気だけでない。細かい火山灰が浄水場のろ過装置にダメージを与え、水の供給が滞る恐れもある。また、火山灰によって上下水道が詰まり、トイレの水などが逆流する可能性も高い。
何よりも、電力・ガス・水道などの現代インフラの全てを制御しているコンピューターを始め、精密機器にも支障が出ることは間違いない。細かな粒子が電子機器やコンピューターの吸気口から吸い込まれると、静電気によって内部に吸着され、機器類に誤作動を起こし、ときにシステムそのものを破壊してしまうこともある。そのため、精密機器にとって、火山灰は大敵なのだ。
(中略)
富士山のような大規模な火山が噴火したら、ごくごく少量の火山灰でも大部分の精密機器やコンピューターに影響が起こるだろう。コンピューターが正しく機能しないということは、通信・運輸・金融はもちろん、現代のほぼ全ての産業に大打撃を与えると言っていい。これらのシステムを司るホストコンピューターの大部分は首都圏にあることが多く、被害は日本中のみならず、世界への影響も考えられる。
これほど甚大な被害が考えられるにもかかわらず、おそらく企業・官庁では火山灰のリスク管理までは、手が回っていないのが現状だ。
前掲書p108
発電所がストップすれば、冷暖房を始め、必要な電気機器を使用できなくなる。さらに、湿った火山灰には導電性があるため、降灰による停電が起きやすい。
(引用はここまで)
大阪府民である、私のまとめ
>夏の場合は風向きが変化しやすいため、火山灰は全方向に向かって飛び散る可能性がある。
これを憶えておく。
富士山が噴火したら、証券会社のwebsiteにアクセスしない。