「首都直下地震と南海トラフ」鎌田浩毅著p46
科学の力は統計的な面において発揮されるのである。
(中略)つまり科学とは、all or nothingという「一かゼロの世界」ではないのです。よって私はこの本でも、科学ではっきり分かっていることと、科学の限界をはっきり示して行くつもりです。
「マグニチュード」と「震度」の違い
(中略)
マグニチュードは地下で起きた地震のエネルギーの大きさ、震度はそれぞれの場所で地面が揺れる大きさのことです。
(中略)
今、大きな太鼓が一回鳴ったとイメージして下さい。マグニチュードはこの太鼓がどんな強さで叩かれたのか、を表します。そして、震度は音を聞いている人にどんなふうに聞こえたか、ということです。
太鼓の音はすぐそばで聞くと大きな音ですが、遠くで聞くと大した音ではありません。このように震度は太鼓の音を聞く場所、つまり震源からの距離で変わって来ます。一つのマグニチュードから様々な震度が生まれるのは、このためです。
マグニチュード9という巨大地震でも、震源が遠ければ震度は小さくなります。一方、マグニチュード6でも、自分がいる真下で起きれば非常に激しい揺れを感じます。
(中略)
さて、揺れを決める要因にはもう一つ大事なことがあります。自分が立っている地盤が堅固なものか軟らかいものかで、揺れは大きく変わって来ます。
いわば、こんにゃくの上にいるのか、大阪名物「岩おこし」の上にいるのかの違いのようなものです。実際には、海岸近くの埋め立て地や大きな河川沿いの軟弱な地盤地域では、揺れが増幅され被害が大きくなります。
(引用はここまで)
私のコメント
私が住んでいるところは丘の上で、駅から徒歩22分と遠いが、地盤はしっかりしているようだ。有難い。
マグニチュードのエネルギー
さて、地震の規模を示す「マグニチュード」と「エネルギー」の関係を見ておきましょう。マグニチュードは数字が一つ大きくなると、地下から放出されるエネルギーは32倍ほど増加します。また、数字が0.2大きくなると、エネルギーは約2倍になります。つまり、マグニチュード7.2が7.4になると、エネルギーは2倍ほどになるのです。
マグニチュード7とマグニチュード8はたった1の数字の違いですが、物凄く大きなエネルギーの差になるのです。
(中略)
東日本大震災の放出エネルギーは、1923年の関東大震災の約50倍、また1995年の阪神・淡路大震災の約1400倍にもなったのです。
(引用はここまで)
私の感想
首都直下地震は大きな被害を起こし得る。
南海トラフ巨大地震が放出するエネルギーはかなり大きそうだ(magnitude 9.1と予測されている)。
有為自然さん
火山灰は、すべての交通機関をマヒさせるだろうと思っています。
どうやったら、南関東から脱出できるか。
地震だけだったら、自家用車で抜け出すこともできるでしょうけど。
東海地震が起きてから、富士山が噴火するまで、49日なり、数か月の猶予があると思います。
東海地震だけなら、自然さんが運転する車で抜け出せると思います。
そこで思い付いたのですが、2030年頃に新潟県で別荘を買うというのは如何でしょうか。
100万円位でありそうな気がします。
どこかに泊まるとなると、お金が掛かると思いますし、泊める側も値段を吊り上げるのではないか、と思います。
(地震が起きてから、宿代を吊り上げる、という意味。)
東日本大震災の時に、1泊1万円から1.5万円に吊り上げた、という話を聞いたことがあります。