エビデンスとは、医学・医療の分野では、ある治療法がある病気に対して、安全で効果のあるものなのかどうかを確率的な情報として示す検証結果(根拠)を指します。
私の解説
ある治療法(糖質制限)が、ある病気(高血圧)に対して、安全で(副作用なく)、効果のあるものなのかどうか(血圧を下げられるものなのかどうか)を、確率的な情報として(若い人がした場合、結構、下げられるみたい)示す検証結果を指します。
コクラン・レビューは、医学論文のシステマティック・レビューを行なう国際的団体のコクランが作成している、質の高いシステマティック・レビューとして定評のあるもので
私の解説
システマティック・レビュー(直訳すると、「体系的に見直す」)=メタアナリシス(直訳すると、「たくさんの解析」)
システマティック・レビュー(メタアナリシス)とは、複数の集団から得られた推定値を合成する統計手法。
妊婦さんがビタミンDを飲むと、妊婦さんにとって有益か、お腹の中の赤ちゃんにとって有益か。
そういう臨床試験を10件拾い上げ、全体としては「〇〇だ」と結論付けるとか。
ビタミンDの補充は、妊娠中の女性およびその児に有益か、有害か、あるいは影響がないか? | Cochrane
因みに、コクラン・レビューで〇〇と結論付けられている=質の高いエビデンスによって支持されている
そう考えて差し支えないと思います。
(突っ込みどころはあるのですが、それはあとで。)
ということで、
の下の方に、「臓器・疾患別分類」があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
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以下、雑談。
パーッと目を通してみたが、糖質制限については見当たらず。残念。
糖質制限をしたら、安全に痩せられる(体重を減らすことができる)。
私はそう考えているのだが、これは質の高いエビデンスによって支持されていないようだ。
きっと私は幻覚を見ているのだろう。
半年で18kg痩せ、その上、めちゃくちゃ元気になった一例 - 「がんに効く生活」とか
「「糖質過剰」症候群」清水泰行著p277-278
2018年9月に大きな事件が起きた。「コクラン」という非常に信頼性の高い医療情報を提供してきた国際組織がある。「営利目的や利益相反のある資金の提供を受けず、商業的・金銭的な利益からくる制限を受けることなく自由に活動を展開し、権威と信頼ある情報を生み出すこと」という考えのもとに、様々な医療についての臨床試験のほとんど全てを収集して分析し、質の高いシステマティックレビューのエビデンスを提供してきた機関である。
このコクランが発表する情報は、世界中の医師たちの治療に影響を与えている。そのコクランで、子宮頸がんのワクチンであるHPVワクチンに関するエビデンスが発表されたのであるが、今までと異なり、全ての論文ではなく、約半分の論文の分析により行われたのである。
それに対し、その不完全な内容と企業との利益相反について痛烈に批判したコクランの中心的メンバーが、コクランを追放されたのである。利益相反から独立した形で活動してきたコクランが、暗に利益相反があることを認めてしまった形である。信頼できるエビデンスがどこにあるのか、非常にわかりにくくなっている。
(引用はここまで)
私のコメント
ワクチンのように製薬会社が儲かるものについては、信頼できるエビデンスを見つけることはとても難しいと思う。
糖質制限が普及すると、病気になる人が減るから、製薬会社としては旨みがないのかも知れない。