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今年のゴールデンウィークに読んだ技術書② 『伝わるコードレビュー』『アジャイルデータモデリング』

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この記事の続きです。今年のゴールデンウィークに読んだ技術書のうち、オライリー以外の書籍についてまとめました。

『伝わるコードレビュー』

Twitterで話題になっていたこともあり、新幹線での移動中(新大阪→新横浜)に読んでみました。

本書は、オンラインでのテキストコミュニケーションが主となる現代の開発現場において、コードレビューを円滑に進めるための姿勢やテクニックを、レビューする側・される側の両方の視点から丁寧に解説しています。具体的なシーンや事例に基づいて、問題の背景とその対策が整理されており、実践的な解決策が数多く紹介されています。

内容としてはPull Requestベースの開発を前提にしていますが、実際にはコードレビューに限らず、IT業界におけるあらゆるテキストコミュニケーションに応用できる内容だと感じました。コードレビューのスキルを高めたい方はもちろん、よりよい文章で意図を伝えたいと考えているエンジニア全般にとって、有益なガイドになると思います。

ちなみに、挿絵に登場するキャラクターがとてもかわいらしく、内容の理解を助けてくれるだけでなく、読むモチベーションも上げてくれます。

『アジャイルデータモデリング』

本書は、アジャイルなアプローチを取り入れたディメンショナルモデリングの実践的な指南書であり、データ分析基盤の構築に携わる方にとって非常に参考になる一冊です。

構成は2部に分かれており、第1部では、ビジネス部門とIT部門のステークホルダーが協力してデータモデルを設計する「モデルストーミング」や、ビジネスイベントをもとにモデリングを行う「BEAM」などが、具体的なステップバイステップで紹介されています。内容は非常に実務寄りで、データウェアハウスに限らず、あらゆるデータモデリング業務に役立つと感じました。

第2部では、スタースキーマにおけるディメンジョンのデザインパターンが紹介されています。ただしこちらについては、全体的に「古い時代の技術的制約を前提とした工夫」といった印象を受けました。原著が2011年刊ということもあり、SQLやDB性能が大きく進化した現在では、こうしたテクニックはやや時代遅れに感じる場面もあります。個人的には、データモデルはシンプル・明快に保ち、複雑さはSQL側で吸収したほうがよいという考え方のほうが、現代には合っているように思いました。今は生成AIのサポートもありますし、SQLの複雑さも以前ほどの問題ではないと感じます(とはいえ、自分はBIの経験が浅いため、見当違いな部分もあるかもしれません)。

ちなみに、私が以前関わったBI案件では「レポートベース」のアプローチを採用しており、ユーザーから必要なレポートの要件を聞き取り、それをもとに開発側がデータモデルを設計するという流れでした。しかし本書の第1部では、ユーザーと開発者が一緒にモデリングを行うアプローチが推奨されており、「ユーザーにここまでIT的な作業をさせるのか」と少なからず驚きました。この点は、自分の中の前提が覆されるような、興味深い気づきでした。




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