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『つくって、壊して、直して学ぶ Kubernetes入門』を読んだ

honto.jp

「つくって、壊して、直して」という不思議なワードがタイトルに入っているので、Kubernetesに特殊なアプローチで迫るものと思いきや、しごくまっとうなKubernetes入門書です。今年のGWに読んだのですが、素晴らしい内容の本だったので、読書感想文をBlogにてシェアしたいと思います。

まずわたしのバックグラウンドを述べておくと、普段はとあるSIerシステムエンジニアとして働いていて、マネジメントよりはテクニカル系、インフラよりはアプリケーション系のキャリアが長いのですが、Kubernetesは基礎的な研修を受けた程度で、開発や本番運用は未経験。コンテナやDockerについては、こちらも実務レベルの経験なしですが、日曜大工ならぬ日曜プログラマ活動ではよく利用するので、ある程度理解はしています。

本書のターゲットは、コンテナ技術の利用経験があるアプリケーション開発者が、すでに用意されたKubernetesに対して、アプリケーションをデプロイしたり、問題が起きたらトラブルシュートできるようになろうというものです。なので、"Docker is 何" レベルの人だとやや苦しいですし (実際、Dockerに関する記載はほぼない)、Kubernetesを1からサーバにインストールするぜというインフラエンジニアにはやや物足りないと思います。ただ自分にはレベル感がちょうどぴったりだったので、かなり勉強になりました。

本書の特徴はなんといってもハンズオンの充実ぶり。「手を動かして覚えよう」というコンセプトがあるのでしょう。とりわけ自分はこの手のアプローチが好みなので、高く評価したいです。また、このハンズオンですが、全体的な導線がかなり練られているという印象を受けました。説明が簡潔でわかりやすいこともさることながら、ハンズオン同士のレベル感もうまく調整されています。個々のハンズオンの初めには「このハンズオンではXXが必要なので、XXを参照して準備してね」というようなことがあり、一方、終わりには次のハンズオンに向けての後片付けがきちんと書かれていたりと、ハンズオンひとつひとつをとってみても、講義としてのクォリティが高い。

あとは技術書に対してこういう評価を下すのはいかがなものかとも思うのですが、視覚的な意味で妙に読みやすいですね。デザインや組版が良いんですかね…? ところどころ差し込まれる絵もかわいくて、説明の補足になっているだけでなく、読書のモチベーションにもつながります。

目立った誤字・脱字もなく、非常に丁寧に作られている一冊です。もちろん内容もわかりやすく、自分のようなアプリケーション屋さんがKubernetesの概要や基本的な使い方をつかむにはうってつけでした。そんな機会が訪れるかは謎ですが、Kubernetesにお仕事で関わることがあったら役にたつと思いました。




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