読んでる人も少ないこのサブブログで、雑に書いたブログ記事が変にバズってしまった。
かなり手を抜いて、読書好きの人向けだけに適当に紹介しただけなのに、
はてなブックマークのおかげで、思った以上にたくさん読まれるという事態。
(もうちょっとしっかり書けばよかったと後悔してたりするぐらい)
この雑なサブブログ記事がトップに躍り出てしまい、
他にしっかり書かれているブロガーさんへの申し訳なささえ感じてしまうレベル。
(まあ謝る必要もないのだけれどw)
僕も学生の頃、『5分間ミステリー』とか星新一など、よくそういうのをたくさん読んでいたけれど、意外とそういうの、現代にはなかったよねとふと思った。
記事が話題になって2日後ぐらいにTwitterにて、
「丁寧に紹介してくれて、ありがとうございます」的なDMが、
「5分文庫」翻訳者である蜷川豊さんから直接きてびっくり。
「色んな人に読まれたことを気負わずに、いつも通り続けてください!」と返信しておいた (SNSのバズに慣れていない人を巻き込んでしまって申し訳ない気分もあって)
みんな、”少ない時間で最大の効果を得ようとする”気持ちがほんとに強いんだろうな。
タイパの時代、こればっかりは仕方ないけれど。
ただ今回一つ思ったのは、
TikTokやYoutube Shortsのショート動画は、
みんなそもそも「しょーもないもの」というのを前提にして見ていると思うけれど、
5分文庫みたいな「本格派の作品を手軽に読める」というの需要は、
これからもっと増えるのではないか?という気がした。
そういった意味で、短編映画だけ集めたストリーミングサービスの『SAMANSA』
はかなりいい線いってると思う。
あと「短編小説集」といえども、
あいだに読むのが1時間かかる「ほぼ中編」が入っていたりすることが多い。
なので「ああ、たぶん読み切れないだろうな」とちょっとでも思うと嫌になってしまう、という人は多いはず。
(村上春樹の『ドライブマイカー』とかも割と長めだし)
「一冊読み通さなきゃ」のプレッシャーが怖くて本を買わない、という人にとって、
"割高でも高品質な短編が5分で読める"というのはいままであまりなかったコンセプトなのかも。
5分間で読める本格派海外文学、つまり
「ジャンキーじゃない美食を5分でお手頃に食べられる」
というのがたぶん魅力的だったんだろうなと。
あと、海外文学のハードルの高さって、
「登場人物の名前を覚えるのが難しい」ことにあると思っている。
5分間で読める文量の小説だと、
出てくるキャラクターは1人~3人ぐらいに収まることが多く、
「誰が誰だかわからなくなる」みたいなことには陥りにくいし。
あと短篇って読書好きからは軽視されがちだけど、
僕自身は 長編 >>> 短編 とは全然思っていなくて。
むしろ実験的な作品がいくらでも作れる短篇の方が、今の時代にあっているし、
SFとかマイノリティを描く作品は、かなり高品質なショートストーリーが増えている。
『ブラックミラー』もこの路線でうまくいったんだろうな~と今更ながら。
(最近は1時間越えがザラにあるけど)
・・・文章の流れがよくわからなくなってきたので強引に〆ると、
僕は短編小説めっちゃ好き勢なので、タイパの時代だからこそ、
「みんなもっと短編読んでほしいな」というのが僕がこの文章での結論です。
ではでは。
2月の読書会では話題の『ババヤガの夜』を読みます。
かなり読みやすく、かつ192ページと長編にしてはかなり短めなので、
お気軽にどうぞ。