
私は学生の頃、深夜番組が好きだった。
実験的な内容の物が沢山あり、わくわくしながらビデオ予約していたな。
数あるそれらの中、思い出せと言われても、1つ2つ程しか出ては来ないが。
その中で。
越前屋俵太さん扮する”ポンチくん”が様々な科学的な疑問を、ハカセと一緒に解決していくという、
「モーレツ科学教室」
この番組は断片的ながら思い出す事ができる。
理系の友人が喜んで見ていて、会話の端々にポンチくんが登場していたのとセットで。
私は残念ながら文系の頭しか持ち合わせて無く、殆どの用語は記憶の彼方にきえていってしまったが。
「分子間力」
このワードだけは何故だかしっかり覚えていた。
「物質は質量が大きい方に引き寄せられる」
確かそんな感じ。
きっと今調べたら、違うかもしれない。
ポンチくんが街角で何か重たい方に引き寄せられている映像が思い浮かんだ。
そして、最近の話。
もしかしたら、人間同士でもこの仮説は立証できるのではないか。
そんな想いが数年前の私の中に生まれた。
ただ体重を増やしてもいいのだが、他の目標もある事だしと、
「筋トレ」
を続けて3年弱。
目標の70kgまでもう少しと言う所まで体重が増えた。
高校時代なんか175cmで52kgしかなかった私がだ。
結果、目に見えて変わったことがある。
それは、
相手の反応。
一番わかりやすいのが、飲食店での対応。
今まで、店に入っても存在を無視されていた。それが一変したのだ。
―すみません。
を今までは何回も言わなければならなかったのに、1回で済むようになった。
帰る際もこちらがご馳走様をいう前にありがとうございましたと言われる様に。
これは分子間力とは全く違う話なのかもしれない。
他の要因があるのかもしれない。
でも、
「オマエミタイナモン」だった私が、
居るのが分かっている。
存在を認めてもらっている。
その事が嬉しくて堪らないのだ。