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シラフに戻らない

9月上旬ぐらいからとあるものにずっとゴロゴロと落ちていて、インターネットの言葉だと「沼に落ちる」になると思うんだけど、ずっと沼にいます。沼の浅瀬でチャプチャプやってたらいきなり深いところに足を取られた感じ。
シラフに戻らないまま一ヶ月が経っていた。一ヶ月の間に7,000字ぐらいのものを書いて、のち3,000字ぐらいのものを2本準備している。でもこれもずっといじってるから多分字数はそれ以上になってる。どこに行くんだろう。

他人がなにかに落ちていく様は嬉しくて面白い。
周りのみんなが熱量高くさまざまなところにハマっているのを眺めていると自分の冷静さが邪魔になる。いつもなにかの発見と学びの連続のようで、良い趣味だなと思ったりするけど、翻って私はこれか、という気持ちになったりする。いやそのおかげで参考にしたいと思って小説を読み返しているのでいいのかもしれないけど…。
しかしまだ人生は長く、その長さを疎んでいるうちに自分を沼に沈めておこうと思ったからちょうどいいのかもしれない。沼に沈むのも体力がいる。勢いと、少しの打算でハマる先を選んだけど、ここまで深いとは思わなかった。まだまだシラフに戻りたくないのでこのように沈みがいのある沼に落ちるのは楽しい。

ずっと漠然と「どこにも行けない」という気持ちがある。
正体不明でどこに行きたいのかわからないままだけど、一番最初にそれに気づいたのは大学の頃、通学に使っていたターミナル駅で「いま電子マネーをチャージすれば県外にも出ることができるんだな」と思ったことだった。実際にそんなことはしなかったけど、行き先表示に書かれた甲府という文字は私にとっては遠い土地なのでそれを眺めるだけで良かった。
どこにも行けないままずっと年月だけ経っている。まだその行き先表示の電車には乗ったことがない。スノーボードをやって、知らない地名のところへゆくのに知らない在来線に乗っても、転職をして馴染みのない土地へ通勤するようになっても、まだ「どこにも行けない」が消えない。

ところで酒を飲んでいると、どこかわからないところで目覚めることがある。
乗り過ごして訳のわからない駅で降ろされる。そこからタクシーを拾って自分の家まで帰ったことが何度かある。どうしようもないけどあの時もどこかには行ってるのに「どこにも行けない」という行き止まりの気持ちは消えない。

酒の力を借りたところで、もうどこまで行っても行き止まりなので、じゃあここから先に出るには違う手段を使った方が良い。シラフでいるのをやめて安全にどこかに落ちる必要がある。だって周りのみんながなんらかの沼にいるのに私だけずっと落ち着いていて、どこにも行けないのはつまんないじゃない。
それが私にとっては二次創作の沼だった、みたいな話。




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