お疲れ様です。SREの大木 ( @2357gi ) です。本日は 『ゆるSRE勉強会 #12 SRE乗り越え体験まつり 〜聞いてくれ俺の武勇伝〜』の参加レポです💪
ゆるSRE自体は『ゆるい雰囲気で肩肘張らずにSRE関連のトピックについて話す勉強会』と銘打っており、その通りにゆるくワイワイできるコミュニティです。
今回で12回目、そして2周年だそうです!めでたい 👏👏👏
今回の会場はLINEヤフーさんのLODGEです!
広くてオシャレなオフィス、素敵ですね〜

フードスポンサーは株式会社スタディストさん、ドリンクスポンサーはリブセンスさんです🍻

会場スポンサーLT『オブザーバビリティコミュニティの近況報告』@msksgm
o11yの公式ドキュメント ja-docs-approver の @msksgm さんの発表です。
o11yのコミュニティ活動は昨今かなり盛り上がってると思うのですが、SRE Nextから今回のゆるSREまでに7回もイベントやってるのは知らなかったです🔥
そして!10月にはオブザーバビリティのカンファレンスである「o11y Con Tokyo (オリコントーキョー)」も開催予定です!
CFPも絶賛募集中らしいので、盛り上がっていきたいですね 💪
(o11y Con Tokyoでオリコントーキョーと読むのが正らしいです。かわいい)
『技術的負債で信頼性が限界だったWordPress運用をShifterで完全復活させた話』 @adachin0817
続いて、15分発表枠!
— しょっさん@ʕ ◔ϖ◔ʔ (@syossan27) 2025年8月8日
Adachi.Ryoさん(@adachin0817)による「技術的負債で信頼性が限界だったWordPress運用をShifterで完全復活させた話」です!#yurusre pic.twitter.com/8l36piYuKO
Amazon LightSail上の単一サーバーで動かしており、問題が山積みだったWordPressをShifterを用いて静的サイト化し、且つ様々な問題を解決した武勇伝です。
単一インスタンスの中にWordPress、 画像ファイルやデータベースがまとめて入っていて、しかもSSHができなくてスナップショットから復元して作業する、みたいな状態だったそうです。泣きたくなりますね。
そこで、Shifterという安価でWordPressを静的に変換・ホスティングできるサービスを導入して、インスタンスの運用負荷から、複数WordPressのアカウント管理、独自テーマの技術対応などの運用改善を実現したとのこと。
アカウント管理を情シス、独自テーマの技術対応などをSRE、記事の管理を広報チームが担当など、運用を分割することができたことは本当にいい話でした。
そもそもShifterというサービスを知らなかったのですが、WordPressの運用するならもう完全にこれでいいんじゃないかと思うくらい魅力的なサービスと発表でした。
『Enablingについに成功した話』@_kei_s
SREingのEnablingを成し遂げた武勇伝です。あまりにもカッコ良すぎる。
『学習の四段階』という学習プロセスモデルを用いプロダクトチームへEnablingを成功させたとのことなのですが、体系的なモデルを利用して先人たちの知恵を借りてイネーブリングしていくことの有用性を強く感じる発表でした。
「timesやプロダクトチームのチャンネルを回遊し、つらみがある人に対してSREの武器で解決しにいく取り組みをしていた」というエピソードはまさにSREとして必要な『対話』を感じられて、背筋が伸びました。
弊社も今次々と新しいプロダクトが立ち上がりグロースしている状態なので、このままだとSREがボトルネックになってしまうという危機感があります。
Whatの部分はハッキリとわかっているのですが、Howの部分は解像度が荒いというのが正直なところだったので、体系的に学んでアプローチに落とし込んでいこうという気持ちになりました。やっていきです。
『EOLを迎えたベースイメージで動く属人化したnginxプロキシを無停止移行した話』@egusumi1219
完全に属人化したプロキシサーバーを無停止でいい感じな形に無停止移行した武勇伝です。
実際に武勇伝として挙げられた、成し遂げた内容もカッコよかったのですが、個人的にはチームでの取り組み方もメッチャいいな〜と思いながら聞いていました。
具体的には、システムの移行を担当者を決めてその人に全てを任せるのではなく、チームメンバー一人一人で調査を行い、その結果をみんなで発表しすり合わせる、といったステップで進めていった点です。
SREチームって組織にもよりますが、結構チームで協業して動くことが少なくなると思っていまして、そうするとスキルの均一化や底上げが難しくなってしまうと思っています。
そんな中で今回のアプローチはその辺りの問題に効く内容であり、やってみたいと思う良い発表でした。
『o11yツールを乗り換えた話』@tak_0x00
DataDogからNewRelicに乗り換えた話です。
載せ替えるプロセスや、載せ替えた後のケアまで含めて丁寧な仕事でとてもいい話でした。
並行期間を長めに設けてエンジニアに対してそれぞれのツールの差を実感・認識してもらうプロセスや、各種振り返り資料用や今後のために過去のピーク時のダッシュボードのスクショなどを残しておいてもらうなど、先のことまでしっかりと見据えたお手本のような移行でした。
見習っていきたいですね💪💪💪
『LLM機能を支えるLangfuse/ClickHouseのサーバレス化』@m_on_yu
LLMOps基盤としてLangfuse/ClickHouseのサーバレス化を行ったという武勇伝です。
絶対にEC2でデータベースをホスティングしたくないという強い意志が感じられてとてもよかったです☺️.
データベースなどステートフルなものをサーバーレスで運用するケース、大抵問題が発生するイメージなのですが、それらを乗り越え実現し切ったのはいい話でした。
『新卒がSRE作ってみた』@expected_token
新卒の @expected_token さん、「チームをよくしたいから巻きで新卒研修を終わらせたい」とか「新卒だけどSREやれてないSREチームを本当のSREチームにするためにチームリーダーやります」とか本当にバイタリティを感じて舌を巻いていました。すごい。
運用保守業務が主だったSREチームに対して、障害の対応や予防、検知の強化といった取り組みを行えるようにしたとのこと。明確に成果も出していて、本当にいい話でした。
まとめ
初めてブログ枠で参加したのですが、いつにもまして学びある発表が多くてとても有意義でした。
ゆるSRE、SREを実際に業務でやられている方はもちろん、そうじゃない方も気楽に参加して情報交換をできる空気感でありながら、しっかりとSREトピックについても話し込むことができる良いコミュニティなので、これからも盛り上げていきたいですね!
