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上場スピードラン - 後編

この記事はレジリエントでウェルビーイングなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2024のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。

はじめに

前回の記事では、Coffee Inc2の概要と、スピードランの概要について話しました。 今回の記事では、実際のスピードランがどうだったか、だらだら書いていきます。

上場の条件

さて、今回のゴールは上場です。上場するには、以下の条件を満たさなければなりません。一番よくわからんのが株式発行数で、どうやらこれは現在価値に比例して増えるようです。

上場は投資銀行でやる

なお、初期値は10000株です。

10000株しかないの?

店舗の設計方針

まずは走者の店舗設計方針を見てみましょう。 方針にいきなり入る前に、まずは前置きをいくつか。

Coffee Inc2では、店舗設計の初期パラメタに、 立地、外装・内装、設備、宣伝、人事(店長とアルバイトを雇う)、商品(コーヒー豆と商品価格)があります。

立地に関しては、週間テナント料、保証金、歩行者交通量のパラメタがあります。 歩行者交通量が多いほどテナント料は高くなりますが、必ずしも比例するわけではありません (交通量多くても安いところがたまにあるという意味)。

例えば麻布の場合は交通量の割にテナント料は安い気がする

外装・内装に関しては、和風なものや全面ガラス張り、レンガ造り等、選べるようになっています。 街の雰囲気に合うものと合わないものがあり、合わない雰囲気の店を出すとお店レビューに"雰囲気があっていない"と書かれます。 設備に関しては、エスプレッソ機、コーヒーメーカー、ブレンダー機が選べまして、スループットと味に差が出ます。基本的にはおいしくてたくさん作れるものほど高いものになります。

外装・内装とも安め、設備はミドルグレード

宣伝は、無料WiFi有無やBuy 1 Get 1 Freeキャンペーン、ローカル検索広告等、店舗の裁量でできる項目があります。 テレビ広告等、全社的な取り組みは別枠なので、ここでは割愛します。

宣伝の一部

人事は、アルバイト人数と時給、だれを店長に雇うかを決めることができます。 店長はこんな感じで、4つパラメタを持ってます。

ハジメ イケダは結構お買い得人材だった

商品では、コーヒー豆と製品メニューと価格が設定できます。コーヒー豆は、商品開発部を設ければ自社ブレンドを開発することもできますが、なければ初期豆もしくはお店で仕入れます。 製品メニューと価格設定はこんな感じです。

このときは自社ブレンド豆を使っているので、粗利が70%切っている

さて、前置きはここまでにして、方針を見てみましょう。以下です。 二人とも事前に試走し、その経験を活かして方針立てをしています。

結構違う

僕は初期投資を抑えて始めようとしている感がにじみ出ていますが、 妻は最初からアクセル全開で利益率を取りに行く感がにじみ出ていますね。 特に商品。おいしいコーヒーを出したい僕が率いるこいぬコーヒー vs 泥水上等妻が率いるR&H Coffeeみたいな構図がこの時点である程度見えています。 経営哲学の体現ですね。

第1週目

僕は本拠地を東京にし、東京タワー前に一号店を開きました。外装・内装・設備をちょっとケチったので、20M円くらいで建てられました。店を立てる間も家賃が発生しますし、当座の運転資金も必要なので、ひとまずこれくらいにしておきました。

こいぬコーヒー第1週

さて妻はというと、ロンドンを本拠地に、一号店を開きました。そして、ロンドンの銀行で借りられるだけお金を借りました。妻は、社長は金を借りにあちこちフライトするのが仕事だと考えており、常に与信限界まで借りようとしますし、積極的に借り換えもします。

社長の仕事は飛び回って金を借りることだと豪語

3か月弱後

僕のほうは1店舗目がようやく波に乗ってきまして、利益率は20%を超えています。トラブル対応もうまくこなせており、評判も悪くない、これは勝てるのではと思っていました。

顧客に熱々コーヒーをぶちまけるという事件が発生

さて、妻のほうは、相変わらず金を借りまくっています。銀行に断られるのも日常茶飯事で、以下のように融資申請が全滅することも珍しくありません。 融資申請全滅を見て笑っていましたが、売上高を見ると全く笑えません。すでに売り上げで2倍、純利益で1.5倍の差が付けられています。 メモを忘れましたが、すでに店舗数も2とか3とかになっていたような気がします。融資されまくっているので、現在価値も既に倍くらい差がついています。

銀行土下座行脚が仕事という割り切り

だいたい11か月後

僕のほうは店舗数も増えてきて、週の売り上げが大台の10M円を超えました。このころはそこそこ店舗数もあり、ほぼ全部店長に丸投げスタイルでしたが、利益率は10%とあまり高くないので、安定して利益率の低い店長をクビにしたり、むやみにアルバイトを雇っていそうな店舗のアルバイト人数を感覚で減らすなど、雰囲気経営をやっていました。コーヒー豆はそこそこうまい、原価が倍くらいのものに乗り換えていた気がします。おいしくはなっている、売り上げも上がっている、利益が上がっていない。よくないですね。

利益率上がんね~~~~

妻のほうは相変わらず金を借りまくっています。店舗数はそこまで変わらないのに、売り上げで1.5倍、純利益で4倍弱差が付けられています。CFOが解雇されていますが、これは発行株数の条件の満たし方がわからず、とりあえずCFOを雇ってみたものの、CFO雇っても発行株数を増やせないということに気づいたためです。バイオレット クラークのCFO期間は1週間という短い期間でした。

だいたい1年3か月後

何度か経営者懇親会という名のプレイ情報交換を妻と行い、以下のことがわかりました。

  • お金を借りれば借りるほど現在価値が上がり、発行株数が上がっていく。
  • 交通量が多いほど売上高が高くなる。9000人と12000人の間で100万円以上くらい差がつく。

これをもとに、自分も金を借りまくり、テナント料を気にせず人通りの多いところに店を出す方針に切り替えました。 売り上げが4か月前と大差ないのは、オーガニックな成長(笑)で行けるのではと甘えていて、資金をためるために店舗数を増やしたりしてないからです。 ただ、コーヒーがまずいというレビューはほとんどついてない状況になっていましたので、経営方針としてはぶれていません。

銀行土下座行脚を始めた

さて、妻は容赦なく金を借りまくっています。店舗数の差はあまりないはずなんですが、売上高は3倍弱、純利益に至っては10倍以上差がついています。 コーヒーがまずいというレビューは付きまくっていますが、そんなのものともしないくらい利益を上げています。まあ、経営方針がぶれていないということですね。

圧倒的経営センスでボコられている

1年5~6か月後

店舗数も伸び、売上も利益も安定してきましたので、オフィスビルを借りて人事部、宣伝部、商品開発部、経理部を持ち、自社商品開発したり、健康保険や年金制度を整えたりして、いわゆるいい会社をめざしはじめていました。COO、CPO、CMOも用意し、各部門自走できるようにもしています。自分で言うのもなんですが、割といい感じの会社になってきたと思っています。 ただ、発行株数が全く足りず、上場はできそうにありません。

妻のほうは上場しました。オフィスビルを借り、人事部はあるが社員0、経理部はあるが社員0、宣伝部もない、商品開発部もない、取締役室にはCEOとCFOだけというスピードランのお手本のようなプレイ。 売り上げで倍、純利益は倍以上の差をつけた圧倒的な勝利です。

妻が先に上場

妻が上場しましたが、一応自分も上場までやることにします。

2年8か月弱後

妻に1年遅れでようやく上場しました。ずいぶん長くかかってしまいましたが、おいしいコーヒーを出しつつ上場までたどり着けました。

1年遅れでようやく上場

おわりに

資本主義の鬼たる妻に圧倒的大差をつけられて完敗する純朴な田舎者となってしまいましたね。くやしいので、第2回をやりたいと思っています。 今回はスピードランに寄与する行動をたくさんとれていないのが敗因だと思いますので、 金を借りまくるとか、目的への寄与率が高い行動をとりつつ、おいしいコーヒーも出せる店で完勝をめざしたいと思います。




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