
イギリスの謎に満ちた世界遺産、ストーンヘンジをご存知ですか?イギリス旅行を計画している人なら、「謎の巨石群」として名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし、実際どのような場所で、どういった見どころがあるのか気になりますよね。
そこでこの記事では、ストーンヘンジの魅力から周辺スポット、アクセス方法まで詳しく紹介します。イギリス観光を充実させたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
- ストーンヘンジの基本情報とアクセス
- ストーンヘンジの歴史と謎
- ストーンヘンジの見どころ
- ストーンヘンジの見学方法と観光のポイント
- ストーンヘンジ観光の所要時間
- ストーンヘンジと合わせて楽しみたい周辺スポット
- まとめ
ストーンヘンジの基本情報とアクセス
ストーンヘンジは、ロンドンから西へ約200キロ離れたイギリス南部の平原に位置する、古代遺跡です。
直径約115メートルの円形に配置された巨大な石の建造物で、紀元前2500年から2000年頃に建てられたとされています。「ヘンジ」という名称は、円形の土の盛り上がりと溝で囲まれた古代遺跡を指す考古学の専門用語から来ているんだとか。
ストーンヘンジには高さ4〜5メートルの巨石が立ち並び、その内側にはブルーストーンや儀式用の祭壇石が特殊な形で配列されているのが特徴です。1986年にはエーヴベリーと関連する遺跡群とともに世界遺産に登録され、世界中から観光客が訪れています。
住所:Amesbury, Salisbury SP4 7DE, UK.
営業時間:季節によって異なる
アクセス:ロンドン ウォータールー駅から鉄道で約1時間半、ソールズベリー駅下車、バスに乗り継ぎ約30分
ストーンヘンジの歴史と謎
ストーンヘンジの建造は約5000年前から始まり、3つの段階に分けて完成されました。
最初の段階は紀元前3000年頃で、円形の土塁が造られたとされています。その後紀元前2900年から2600年頃の第2段階では、巨石の周りに木製の柱が建てられましたが、現在は残っていません。第3段階は紀元前2600年頃に始まり、この時期に高さ約6メートルのヒールストーンや祭壇石のアルターストーンが設置されました。
しかし、詳しく建造の過程が分かっているにも関わらず、ストーンヘンジには数多くの謎が残されています。どのような方法で何十トンもの巨石を運んだのか、なぜ円形や馬蹄形に配置したのか、そもそも何のために造ったのか、など多くの疑問が浮かび上がるのです。
現在最も有力な説は、太陽を崇拝する宗教的な施設だったという仮説。というのも、ヒールストーンの位置が夏至の太陽が昇る方角と完全に一致するからです。
また、埋葬場所として利用されていたという説や、古代ブリテン島の部族を結束させるための印だったという新しい見方も注目されています。中には宇宙人が造ったという説まで存在し、謎は深まるばかりです。
ストーンヘンジの見どころ

ストーンヘンジの魅力を最大限に楽しむために、押さえておきたい見どころを詳しく紹介します。
巨石群
巨石群は、ストーンヘンジ観光のメインとなる見どころです。直径115メートルの円周上に30本の石が立ち並び、その高さは4〜5メートルもあります。実際に目の前にすると写真では伝わらない迫力を感じられますよ。
円の中央部には門のような形をした巨大な石組みが5つ設置されており、高いものは6メートルを超えます。これらの石材はサーセン石と呼ばれ、倒れないよう接合部分に凹凸の加工が施されているなど、古代とは思えない精密な技術が使われているそうです。
残念ながら何世紀もの間に崩れ落ちた石もありますが、それでも当時のスケールは十分に感じられます。入場券があれば石の周りを一周して、さまざまな角度から古代建築を眺められますよ。
ヒールストーン
ヒールストーンは、メインのストーンサークルの北東方向に孤立して立つ巨大な一枚岩です。
ヒールストーンの見どころは、年に一度の夏至の朝にしか起こらない、太陽と一直線に並ぶ現象。夏至の日には太陽がヒールストーンの真上から昇り、太陽と石が重なる神秘的な光景を見られるのです。
毎年夏至の日には世界中から人々が集まり、古代の儀式を再現したイベントも開催されるんだとか。通常は近づくことのできない石の内側に入れる特別見学ツアーも実施され、間近で巨石を体感できます。
また、冬至の夕日もこの配置に関係しているので、同じ光景を見られますよ。
エーヴベリーと関連する遺跡群
エーヴベリーと関連する遺跡群は、ストーンヘンジと一緒に世界遺産登録された古代遺跡です。
ストーンヘンジから北に約30キロ離れた場所にあり、直径1キロメートル以上という世界最大級のストーンサークルが村全体を取り囲んでいます。加工されていないありのままの石に直接触れるのがうれしいポイント。
ストーンヘンジとは違って立入制限がゆるく、のんびりとした田舎の風景の中で古代の神秘を身近に感じられます。周辺にはシルベリー・ヒルやケネット・アヴェニューといった関連する古代遺跡もあるので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
観光客の数もストーンヘンジより少なく、静かな環境で落ち着いて観光を楽しめます。
ビジターセンター
ビジターセンターは、ストーンヘンジ見学をより充実させるためのスポットです。遺跡本体から約2キロ離れた場所にあり、見学の出発地点として多くの人が立ち寄ります。
施設内ではチケット販売や日本語音声ガイドの貸し出しを行っており、遺跡の成り立ちや歴史的意義について詳しく学べる展示コーナーも充実しています。新石器時代の住居を忠実に再現したコーナーでは、当時の人々の生活様式を体験できるそうです。
季節ごとに変化する石の表情を楽しめる映像展示もあり、ストーンヘンジを実際に見学する前に予備知識を得られるのがうれしいポイント。
ビジターセンター内には休憩できるカフェや記念品を購入できるショップも併設されており、さまざまな過ごし方ができます。ストーンヘンジエリア内で唯一のトイレが設置されているので、観光前に必ず立ち寄りましょう。
ストーンヘンジの見学方法と観光のポイント
ストーンヘンジ見学には、チケットの事前購入が必要です。チケット購入は個人手配とツアー参加の2つの方法があります。
個人で行く場合は、公式ウェブサイトまたは旅行代理店のサイトでオンライン予約が可能です。チケットが売り切れることはほぼありませんが、日程が決まったら早めに手配しましょう。
一方ツアーであれば、日本語対応のガイドと入場券がセットになっているため、手続きの煩わしさがなく安心。現地でガイドを借りる手間をかけたくない方やイギリス旅行が初めての方などは、ツアーを利用するのがおすすめです。
ストーンヘンジ観光の所要時間
ストーンヘンジの見学時間は1時間程度を目安にしておくとよいでしょう。
通常は石のサークル内部に入れないため、外周を一周しながら巨石群をじっくりと眺めるのが一般的な過ごし方です。ただ、ビジターセンターでの展示見学や休憩時間を含めると、全体で1時間半から2時間程度の余裕を持っておくと安心かもしれません。
ストーンヘンジと合わせて楽しみたい周辺スポット
ストーンヘンジ周辺には魅力的な観光地が多くあるため、組み合わせることでより満足度の高い時間を過ごせます。
オールド・サラム
オールド・サラムは、新石器時代から人々が暮らし始めた古い丘の上の集落跡です。
鉄器時代には防御用の砦として機能し、ノルマン王朝の時代には王の居城が築かれ、最初のソールズベリー大聖堂が建てられた場所でもあります。
現在でも城郭の内部に住居の土台部分が残っており、古代から中世にかけての時代の移り変わりを肌で感じられますよ。
中世には活気に満ちた町として栄えましたが、現在は静寂に包まれた穴場スポットとして親しまれています。丘の頂上からはウィルトシャー州の田園地帯が見渡せ、多くの人がピクニックを楽しんでいるのだとか。
近隣には伝統的なパブや民宿も点在しているため、英国の田園風景をのんびりと味わいたい人にぴったりです。
ソールズベリー大聖堂
ソールズベリー大聖堂は、1220年から1258年にかけて建てられたイングランド・ゴシック様式の最高傑作です。
38年という短い工期で完成したため、大聖堂全体の建築様式が一貫しており、美しさが一層際立ちます。14世紀に建てられた高さ123メートルの尖塔はイギリス国内で一番の高さを誇り、ソールズベリーの街を象徴するランドマークとして親しまれています。
大聖堂内部には13世紀に制作された色鮮やかなステンドグラスもあり、光が差し込むと幻想的な雰囲気になりますよ。
「チャプターハウス」と呼ばれる空間では、1215年制定されたマグナカルタも展示され、ヨーロッパ最古の時計も見られるなど、見どころが盛りだくさん。各展示エリアの由来や建設経緯について詳しく案内してくれるボランティアスタッフもいるため、疑問に思ったことは質問してみましょう。
館内にはサンドイッチやお菓子、お茶を楽しみながらゆっくり休憩できるレストランやカフェがあるのもうれしいポイント。歴史と芸術をじっくり堪能したい人にうってつけのスポットです。
ウィンザー城
ウィンザー城は、ロンドンからストーンヘンジへの道中で立ち寄れる世界で最も古く最大規模の現役王宮です。
イギリスのバークシャー州ウィンザーにあり、首都ロンドンから電車でたった1時間という抜群のアクセスの良さから、多くの観光客が訪れます。城内には王室コレクションの美術品や工芸品が展示されており、礼拝堂では王室の威厳を肌で感じられますよ。
ウィンザー城を訪れたら見逃せないのが、衛兵交代セレモニー。ロンドンのバッキンガム宮殿で行われる衛兵交代と比べると観覧者が少ないため、迫力ある兵士の行進を間近で見学できます。
ストーンヘンジと同様にロンドンの西側に位置するため、効率よく2つの世界遺産を一度に巡れますよ。イギリス王室の伝統と文化に関心がある方や、イギリスの人気観光地が気になる方は、ぜひ足を運んでみてください。
まとめ
この記事では、イギリスが誇る世界遺産ストーンヘンジの見どころから周辺の魅力的なスポット、観光のポイントまで詳しく紹介しました。
5000年前の古代の人々が残した謎多き巨石群は、現代でも多くの人を魅了し続けています。ぜひ実際に現地を訪れて、昔から続く神秘と謎に満ちた世界を体感してみてください。
◇経歴(英語を使用した経歴)
2018年 英語科高校卒
2022年 国際系学部卒
◇資格
TOEIC885点
◇留学経験
・2019年~2020年
→アメリカ 7か月 カリフォルニア大学リバーサイド校
・2016年
→オーストラリア 3週間
◇海外渡航経験
イギリス 2年半 在住
海外13カ国に渡航経験
◇自己紹介
英語学習記事を執筆するWebライターです。
オーストラリアとアメリカへの留学経験があります。
ここでは、経験を活かして留学にも興味を持っていただけるような記事づくりをします!
青年時代のイギリス在住をきっかけに英語に目覚め、高校・大学とともに国際系学科へ進学しました。
個人的にイギリス英語が好きで、ネイティブのように話せるよう日々学習中です。
皆さまに分かりやすい!興味深い!と思っていただけるような表現をしていきます。どうぞよろしくお願いします。