
一度は訪れてみたいアメリカの国立公園。
中でも世界自然遺産に登録されているヨセミテ国立公園は、圧倒的なスケール感の自然と、四季折々の美しい景観が魅力です。
ヨセミテ国立公園には、日本の自然とは異なる雄大なスケールと魅力が詰まっており、訪れる人に感動を与えています。
本記事では、アメリカでも屈指の人気を誇るヨセミテ国立公園について紹介します。アクセス方法や見どころ、注意点についても解説しています。ぜひ訪れる前の参考にしてください。
ヨセミテ国立公園の基本情報
アメリカ・カリフォルニア州中央部に位置するヨセミテ国立公園は、シエラネバダ山脈の麓に広がっています。
その約95%が「原生地域」になっており、人間の手が加えられていない自然が保たれています。
元々ヨセミテは1864年に指定されたアメリカ初の州立公園でしたが、1890年にはイエローストーン国立公園に次いでアメリカ2番目の国立公園に昇格。1984年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されて以来、その美しい景観と壮大な自然を求めて、訪れる人が後を絶ちません。
アクセスはサンフランシスコから車で約4時間。
観光客向けにツアーも開催されています。
【ヨセミテ国立公園基本情報】
| 名称 | ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park) |
| 所在地 | アメリカ・カリフォルニア州マリポサ郡、トゥオルミ郡 |
| 設立年 | 1890年(アメリカ2番目の国立公園) |
| 世界遺産登録年 | 1984年 |
| 面積 | 3,081平方キロメートル |
| 自然保護区割合 | 約95% |
| ベストシーズン | 5~9月 |
ヨセミテ国立公園へのアクセス
ヨセミテ国立公園へは、主に陸路でアクセスします。
アメリカ、サンフランシスコからのアクセス方法は以下の通りです。
・車(レンタカー含む)の場合
最もアクセスしやすいのが車です。ヨセミテ国立公園はサンフランシスコから約270㎞、4~4時間半の場所に位置しています。
車の場合は途中で下車し、休憩したり景色を楽しんだりすることもできるので、自由度の高い移動方法です。
日本から旅行で訪れた場合は、国際運転免許証のほかにレンタカーの予約が必要です。公園内に駐車場はありますが、ハイシーズンに車で入場する場合は予約が必要な場合があります。また、駐車場は満車になることも多いため、早い時間に出発するなどの工夫が必要です。
・バスの場合
レンタカーの運転に不安がある旅行者におすすめなのが、ヨセミテ国立公園と周辺都市を結ぶバスの利用です。
YARTS(Yosemite Area Regional Transportation System)と呼ばれる観光バスは、Merced(マーセド)、Fresno(フレズノ)、Mammoth Lakes(マンモスレイクス)、Sonora(ソノラ)から運行されており、観光客にとって安心でお得にヨセミテにアクセスできる手段です。
おすすめポイントは運賃にヨセミテ国立公園の入場料が含まれていること。サンフランシスコから周辺都市まで移動する必要はありますが、運転の負担や駐車場の心配をしなくても良い点がメリットです。
・ツアーの場合
日本からの観光客にとって最もスムーズにアクセスできるのが、ヨセミテ国立公園への観光ツアーです。サンフランシスコ市内の指定ホテルからチャーターバスなどを利用してアクセスします。
日本人ドライバーや日本人添乗員によるガイドが含まれているツアーもあるので、スムーズにヨセミテ国立公園に行きたい人や英語に自信のない人におすすめです。
サンフランシスコまでは日本の主要空港から直行便が運航されているため、アメリカ本土の国立公園としては比較的アクセスしやすいのではないでしょうか。
カリフォルニア州を訪れる際は、ヨセミテ国立公園での観光もプランに入れてみてくださいね。
ヨセミテ国立公園の入場料
ヨセミテ国立公園の入場料は、入場方法によって異なります。
2025年現在の入場料は以下の通りです。
| 入場方法 | 料金 | 有効期間 |
| 車 | $35(人数に関係なく車1台につき発生。乗用車やRV、バンに適用) | 7日間 |
| バイク | $30(運転者+同乗者) | 7日間 |
| 徒歩・自転車 ・公共交通機関 |
$20(1人につき) | 7日間 |
| 年間パス | $70 | 1年間 |
支払い方法はクレジットカードかモバイルペイのみとなり、現金が使用できないため注意してください。
※ツアーには入場料金が含まれていることがあります。
ヨセミテ国立公園の見どころ
自然保護を目的としたヨセミテ国立公園には、たくさんの魅力あふれる見どころがあります。
全てを見て回るには最低でも2~3日は必要。時間に余裕がない人は、行きたいスポットを絞って効率よく巡るのがおすすめです。
五感で感じるヨセミテ
・ヨセミテ滝
ヨセミテ滝の落差は約739メートルで、北アメリカ最大級の高さを誇ります。この滝の水は雪解け水や雨水であり、春から初夏にかけての水量が最も多く、迫力ある滝を間近で感じることができます。
水しぶきを感じることもできるので、安全に配慮しながら間近で見られるスポットに行ってみましょう。ヨセミテ滝にはたくさんの写真スポットがありますので、良い場所を見つけて迫力の景色を撮影してみてくださいね。
・エル・キャピタン
ヨセミテバレーの入口にそびえ立つ「エル・キャピタン」は、約1000メートルの高さを誇る花崗岩(かこうがん)です。花崗岩とは、地下深部でマグマが長時間かけて冷却されて成長する火成岩の一種です。
ヨセミテ渓谷に入ってすぐにあるエル・キャピタンは、その姿に思わず目を奪われてしまうほどの大迫力。一度は目に焼き付けたい景色です。
トレイルでさらにヨセミテを知る
ヨセミテ国立公園内には、初心者から上級者まで楽しめるトレイルコースがあります。
短距離の手軽に楽しめるコースから、上級者向けのロングトレイルコースまでさまざま。自分のレベルに合ったコースを選び、安全第一で楽しんでください。
また、ヨセミテ国立公園は東京都よりも広い面積を持つ自然保護区です。さまざまな生き物が生息しているため、野生動物とは距離をとったり、自然保護の観点から決められたルールを守って楽しみましょう。
ヨセミテ国立公園に行く際の持ち物・服装
ヨセミテ国立公園内は広大な敷地の中にたくさんの絶景スポットがあります。
目的地から目的地までの距離も非常に長く、たくさん歩くことが想定されます。トレイルをする・しないに関わらず、歩きやすい靴や動きやすい服装で訪れることがマスト。
また、寒暖差が大きいことや突然の雨に備えて防水性の高いパーカーを羽織っておくのも体調管理の面でも安心です。
現地で調達できるものもありますが、公園内の売店まで距離がある可能性があるため、事前に準備しておくと、いざという時にも困りません。
持ち物チェックリスト
持ち物は時期やご自身の観光スタイルに応じて調整してくださいね。
ヨセミテ国立公園観光の注意点
雄大な自然が魅力のヨセミテ国立公園ですが、時にその自然が脅威になることも。
ここでは、ヨセミテ観光時に注意したいポイントを解説します。
野生動物との距離を保つ
ヨセミテ国立公園には、さまざまな動物が生息しています。
よく見られるのが、鳥類や川を泳ぐ魚類、シカ、リスです。これらの動物は基本的に人間を見ると逃げますが、一度餌付けされたり、人間の食べ物に慣れてしまうと、人間との距離が縮んでしまうことがあります。
食べ物を与えることは違法になっています。リスなどの小さな野生動物はとてもかわいらしいですが、食べ物は与えず、遠くから鑑賞するに留めておきましょう。
また、ヨセミテではクマの目撃情報もあります。公園内を散策中には外で食事を摂ることもあるでしょう。クマは食べ物に対する嗅覚が非常に優れており、わずかな匂いでも遠くから察知して探しに来ることがあります。
こうしたことから、ヨセミテ国立公園では、食べ物に関する厳格なルールが定められています。事前にルールを確認し、食事の場所やタイミング、保管場所を守って楽しんでくださいね!
防寒・防暑対策をしておく
ヨセミテ国立公園は標高の高い場所にあるため、朝晩は夏であっても冷え込むことがあります。
しかし、日中の気温は30度前後になることもあり、日差しが強く乾燥しているため、十分に水分を摂るなどの対策が必要です。着るものや持ち物を工夫して防寒・防暑対策をしておくと、公園内を快適にめぐることができるでしょう。
ハイキング(トレイル)コースの確認と体力の管理
公園内の絶景スポットのほとんどは徒歩でのアクセスとなります。
そのため、事前に駐車場や宿泊施設から目的地までの距離や難易度を把握し、十分な装備を整えてから出発しましょう。
同行者がいる場合は、同行者の年齢や体力に合わせた計画を立てることも重要です。トイレや休憩場所、水を補給できる場所もあわせて確認しておくと安心できるでしょう。
また、お子様連れの場合はベビーカーが通れる道のチェックをしておくと、公園内での移動がスムーズになりますよ!
まとめ
ヨセミテ国立公園は、壮大な自然と野生動物が生息する特別な公園です。
その魅力を最大限に感じるためには、事前準備と情報収集が欠かせません。一度訪問したら「もう一度訪れたい!」と思うほど、ヨセミテは季節によって表情が変わります。
自然をリスペクトし、野生動物の暮らしを見守る…それはヨセミテを訪れるすべての人に求められる大切な姿勢です。ヨセミテを初めて訪れる方も、リピーターの方も、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。
◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。