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マルタの国民食「ブラジオリ」とは?特徴やレシピを解説します!


マルタ
といえば、ターコイズの輝く海と、夕日に照らされて輝く中世の面影を残す石灰岩の街並みが有名な島。

一度は訪れてみたいと世界中の人を魅了しています。

そのマルタで、地元の人々に愛されている国民食「ブラジオリ」をご存知でしょうか?

この記事では、真っ赤なトマトソースを使った「ブラジオリ」を通して、マルタ島が育む豊かな食文化をご紹介します。
さらに、ブラジオリの特徴や作り方まで詳しく解説しますので、この記事を通してマルタの魅力を五感で味わってみてください。

マルタの食文化・料理の特徴

地中海の島国マルタ共和国は周囲を海に囲まれ、その料理は、英国、イタリア、アラブ、北アフリカ料理の強い影響を受けています。

その地形のおかげで、マルタは新鮮な魚介類に恵まれてきました。
その新鮮な素材を生かし、オリーブオイルやハーブ、トマトソースで味付けされたシンプルな料理が多いのが特徴です。

マルタには有名な肉料理としてウサギ料理があり、赤ワイン煮込みやガーリックソテー、フライ、ペーストなど、様々な調理法で楽しまれます。
「フェンカータ」と言われるウサギ料理は、みんなが集まるお祭りやお祝いの特別な日に、大勢で賑やかに食べるマルタの国民食です。

マルタでは、大勢で賑やかに食事をする文化があるため一皿にボリュームがある料理が多く、タコ料理やランプーパイ(シイラのパイ)なども大皿料理として人気があります。

マルタの国民食「ブラジオリ」とは

マルタには、「ブラジオリ:Braġoli(マルタ語)」という国民食があります。

古いマルタ語では、『肉オリーブ』を意味するそうですが、実はオリーブは使われていません。
このブラジオリは簡単に説明すると「肉団子を薄切り肉で巻き、トマトソースで蒸し煮にした料理」です。
ミートローフに似たものという方もいます。

このブラジオリは、火をじっくりと肉の中まで通すことで、中のひき肉が驚くほどふっくらと仕上がり、食べた時に感動するそうです。

トマトをたっぷり使う店は、イタリア料理に似ていますし、中東地域にある「キッベ」(ブルグルと挽肉を混ぜた、揚げたり焼いたりする中東の代表的な料理)にも近く感じます。
マルタは、言葉も文化もそして料理までもが、イタリアやアラブの影響を強く受けていることをブラジオリを通しても感じられますね。

ブラジオリの作り方・レシピ

ブラジオリの材料や作り方は以下になります。

ブラジオリの材料

【2~4人分】

・卵2個(かたゆで卵にしておく)

・玉ねぎ1個(半分はみじん切り、半分は薄切り)

・ひき肉ダネ(肉団子)の具材:にんにく1かけ、イタリアンパセリを刻んで大さじ2、8枚切り食パン1/2枚(パン粉でもOK)、スライスチーズ1枚(パルメザンチーズでもOK)、スライスハム 1枚、牛ひき肉 280g(合い挽き肉でもOK)を全てみじん切りにする

・ひき肉ダネ(肉団子)調味料:ドライタイム小1/2、塩小1/2、ナツメグ少々、こしょう少々

・トマトソースの材料:オリーブオイル、薄切り玉ねぎ、トマトピューレ、赤ワイン、ベイリーフ、塩(お好みで砂糖)

・肉巻き用:牛薄切り肉(8〜9枚分)

ブラジオリの作り方

ブラジオリの作り方をご紹介します。(調理のおおよその時間は1時間半)

1. ひき肉ダネ(肉団子)を作ります

ボウルにみじん切りにした玉ねぎ、ニンニク、イタリアンパセリ、食パン(パン粉)、スライスチーズ、スライスハム、そしてみじん切りにしたゆで卵を入れます。
そこに牛ひき肉、生卵、ドライタイム、塩、ナツメグ、こしょうを加えて、手で粘りが出るまでよくこねましょう。
しっかり混ざったら、しばらく置いて味をなじませます。

2. トマトソースを作ります

小さな鍋にオリーブオイルと薄切りにした玉ねぎを入れ、玉ねぎが透き通るまで中火で炒めます。そこにトマトピューレ、赤ワイン、ベイリーフ、塩を入れます。
一度強火にしてアルコールを飛ばし、味を見ながら塩加減やトマトの濃さ、水の量を調整して、お好みのトマトソースに仕上げておきましょう。

3. 肉巻を作ります

薄切り肉を広げます。薄切り肉が短い場合は2、3枚繋げてもOK。
先ほど休ませていたひき肉ダネ(肉団子)を8〜9個くらいの俵形に丸めます。
この時水をつけると丸めやすいです。そして、丸めたものを薄切り肉の上においてくるくる巻きます。
巻き終わりを下にして並べておきます。

4. 肉巻を焼きます

フライパンにオリーブ油を入れて熱し、肉巻を入れていきます。
必ず巻終わりを下にして焼きます。
巻終わりの部分がしっかり焼けたら、全体を転がしながら焼き色をつけていきます。

5. じっくり煮込みます

焼けた肉巻きを、手順2で作ったトマトソースのフライパン(蓋付きの鍋)に入れます。
そして40分ほど弱火でことこと蒸し煮にします。途中で焦げないように全体を混ぜたり、肉団子をひっくり返してください。
40分後にトマトソースの酸味や塩加減を味見して調整したら出来上がりです。

ブラジオリを作る時のポイント

・ひき肉の量と薄切り肉のバランスを考えて!

ブラジオリは、肉団子の周りを薄切り肉で綺麗に巻かないとうまく出来上がりません。薄切り肉で巻くことで、肉団子の旨みがぎゅーっと閉じ込められて、とても美味しくなります。
ブラジオリを作る時は、肉団子と薄切り肉のバランスをよく考えましょう!

・肉巻きの薄切り肉がうまく巻けない時は、爪楊枝を使って止めるといいですよ!

・ハムの代用はベーコンでも大丈夫

・トマトソースの酸味が気になる方は、少量の砂糖を加えると味がまろやかになりますよ!

・ハーブの種類は、タイムだけでなく、オレガノ、ローズマリー、セージなどでも大丈夫です。これらのハーブは、ブラジオリにピッタリです。

マルタでブラジオリが食べられる主なレストラン

これまでマルタの食文化や、マルタの家庭料理「ブラジオリ」についてご紹介してきました。
地理的な好条件に恵まれたことから、マルタの食文化はとても豊かです。

実は、マルタには、2020年にミシュランガイドのマルタ版が発行され、現在では、1つ星以上を獲得しているレストランが6件紹介されているのです。

これは、マルタに一流のシェフが揃っており、マルタの素晴らしい食材を使った多彩な料理が食べられることを示していますね。

ここでは、ミシュラン掲載店ではありませんが、マルタの伝統料理「ブラジオリ」が食べられるレストランをご紹介します。

D’Office bistro(ヴァレッタ)

アーチ型の天井とウッド調の店内は、時代を感じさせる自転車が置かれたノスタルジックで落ち着いた雰囲気のビストロです。
屋外にもテーブルがあり、アウトサイドでの食事も楽しめます。

シェフのおすすめメニューには、「マルタの伝統料理ブラジオリ」があります。
マルタの家庭料理を色々楽しめる高評価のお店です。朝から、フルメニューを提供するお店なので、時間を気にせずに注文できます。

住所:No. 132 Archbishop Street, corner with Frederick Street, Valletta, Island of Malta
電話番号:+356 2722 1475
営業時間:11:00 – 23:00
定休日:無休
予算:20ユーロ~
お店の公式サイト:https://www.dofficebistro.com/

Ta’ Kris(エリア:スリーマ)

パン工房を改装した店内で、当時の古いパン焼き窯が残されている、地元の人にも大人気のマルタ料理のレストランです。
床には、マルタの古民家で見られるマルタタイルが敷き詰められており、とても雰囲気があります。

名物の「ブラジオリ」がとても評判で、他にもウサギ料理やパスタ、シチューなどもマルタ料理が楽しめます。
値段もお手頃で いつも地元のお客さんで賑わっているため、予約するのがおすすめです。

住所:80 Fawwara Lane, Sliema, Island of Malta SLM 1670, Malta
電話番号:+356-2133-7367
営業時間:12:30-23:00
定休日:無休
予算:20ユーロ~
お店の公式サイト:http://www.takrisrestaurant.com/

マルタの他の定番料理

マルタ島には、地形の恩恵や様々な文化の影響を受け、美味しい料理が多く存在することがわかってきたところで、ここでは、マルタ島のブラジオリ以外の定番料理をご紹介します。

パスティッツィ(Pastizz)

パスティッツィは、サクサクのパイ生地にとろ〜りリコッタチーズを詰め込んだ、ひと口サイズのスナック。
エンドウ豆やほうれん草、チキン入りのものもある。マルタ島のストリートフードです。

ストゥファット・タル・フェネック(Stuffat tal-fenek/ラビットシチュー)

ストゥファット・タル・フェネックは、ウサギ肉を赤ワインやハーブ、トマトでじっくり煮込んだシチューです。お肉がほろほろでまろやかな味わい。
マルタの特別な日のごちそうです。

ティンパーナ(Timpana)

ティンパーナは、トマト風味のミートソース&チーズとマカロニをパイ生地で包んで焼いた、マルタ流のマカロニグラタン。
マルタの伝統的なオーブン料理です。

アルジョッタ(Aljotta/魚介のスープ)

アルジョッタは、新鮮な魚介をトマトベースのスープで煮込んだ一品。
仕上げにレモンをキュッと絞って、味変を楽しむこともできます。

ランプーキパイ(Lampuki Pie)

秋が旬のランプーキ(シイラ)はマルタの秋の代表的な魚です。
シイラとグリンピースをパイ生地で包んで焼き上げた、島の漁港の名物料理です。

ソードフィッシュ(Swordfish/メカジキ料理)

脂がのったメカジキをオリーブオイル&ケイパーでシンプルに調理。
メカジキ(ソードフィッシュ)はマルタでよく食べられる魚です。

ツナ(Tuna/マグロ料理)

トマトとオリーブオイルでシンプルに味付けしたマルタ風のマグロ料理。
日本のツナ缶とはひと味違う、しっかりした食感と風味が楽しめます。

マルチーズソーセージ(Maltese Sausage)

マルタソーセージは独特の風味と塩気があり、パスタやピザの具材にもぴったりです。
ワインのお供にも、ガッツリ朝食にもなる頼れる一品です!

ラビオリ(Ravioli/マルタ風ラビオリ)

ラビオリは、リコッタチーズやウサギ肉を包んだ手作りパスタ。
トマトソースで仕上げるのが定番です。

ジュベイナ(Gbejna/ゴゾチーズ)

ジュベイナは、ヤギや羊のミルクから作られる、ほんのり酸味のあるチーズ。
フレッシュなものからハーブが混ざったものまで、様々なバリエーションがあり、ワインとも相性抜群です。

フティーラ(Ftira/マルタ風パン)

フティーラは、ドーナツ型のもっちりパンで、ほんのり塩気がクセになる味わい。
サンドイッチやブルスケッタに合うマルタの代表的なパンの一つです。

イムアーレット(Imqaret/デーツのパイ)

イムアーレットは、デーツのペーストをパイ生地で包んで揚げたマルタの伝統的なスイーツ。
外はサクッ、中はねっとりする食感。

まとめ

マルタの豊かな地形と文化交流に育まれて生まれた家庭料理、ブラジオリは、ハーブとチーズを混ぜたひき肉を牛薄切り肉で巻き、トマトソースでコトコト煮込むシンプルながら深い味わいの一皿です。

マルタまで足を運ぶのが難しい方も、是非、この記事のレシピを参考にブラジオリを作ってみてください。
マルタの魅力を感じることができると思います。

真っ青なマルタの海と石灰岩の街並みを想像しながら、真っ赤なブラジオリを囲んでいただく食事は、素敵な時間になるはずです。

 

 

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