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フィリピンにはチキン料理が充実!家庭料理からファストフードまで紹介

フィリピンには日本人の味覚に合う料理がたくさんありますが、中でもチキン料理はおすすめです!伝統的な家庭料理からファストフードまで、フィリピンではさまざまなチキン料理を楽しめます。

本記事では、フィリピンのチキン料理を詳しく解説!伝統料理からファストフードまで、さまざまなチキン料理を紹介します。フィリピンへの渡航を予定している方は、ぜひ現地での食事選びの参考にしてください。

フィリピンではチキン料理が充実!

フィリピンで、豚に次ぐ主要な食肉であるチキン。他の食肉よりも安価なため手に入りやすいチキンは、煮込みやグリルなどフィリピンの食文化に欠かせない食材として活躍してきました。

家庭料理で伝統的に用いられてきただけでなく、近年はファストフード人気の高まりもあって年々その消費量が増えています。

フィリピンを代表するチキン料理として、本記事では以下4つを紹介します。

チキン・アドボ チキン・イナサル レチョン・マノック チキン・ビステック

それぞれの料理の特徴や味について詳しく紹介するので、お腹を空かせて読んでくださいね!

フィリピンのチキン料理①:チキン・アドボ

まず、ひとつ目に紹介するのがフィリピンを代表する家庭料理チキン・アドボ(Chicken Adobo)。どのような料理なのか早速みていきましょう。

多種多様なアドボ

実は、アドボはチキンだけではなく種類が多様な料理です。アドボとは、鶏肉や豚肉などをお酢や醤油で漬け込んで作られるフィリピンの家庭料理。スペイン語のadobar(漬け込む)に由来しており、お酢などに漬け込んで煮ること以外は、具材や味付けに決まりはないため、さまざまなバリエーションがあります。

地域や家庭によってアドボのレシピは変わりますが、フィリピンではニンニクや粒の黒コショウ、ローリエなどに漬け込んでから調理するのが一般的です。

ちなみに、使う材料によってアドボの呼び方は以下のように異なります。

アドボの種類 特徴
チキン・アドボ ・鶏肉を使った最も一般的なアドボ
・柔らかく煮込まれた鶏肉とアドボソースの相性が抜群
ポーク・アドボ ・豚肉を使ったフィリピン版の豚の角煮
・脂の甘味にアドボソースが混ざり、濃厚な味わい
シーフード・アドボ ・エビやイカ、魚を使ったアドボ
・伝統的なアドボから派生した変わり種
ベジタブル・アドボ ・オクラやナス、空心菜などの野菜を使用したアドボ
・野菜を使用しているので比較的ヘルシー

また、アドボの作り方や味付けは、地域ごとにスタイルが違います。

地域 特徴
ルソン島
(マニラなど)
・チキン・アドボが一般的
・甘めの味付けが特徴で、パイナップルジュースや砂糖を加えることもある
ビサヤ地方
(セブ島など)
・シーフードのアドボが人気
・魚のアドボにはココナッツミルクを加える
・酸味とクリーミーな味わいを楽しめる
ミンダナオ ・スパイスを加えたスパイシーなアドボが一般的

チキン・アドボはどんな味?

チキン・アドボは、酢のさっぱりとした酸味と醤油のコク、そこにニンニクと黒コショウの香りが加わった奥深い味です。また、肉を酢に漬け込んでから調理するため、肉がとてもジューシーで柔らかく仕上がります。

また料理に使用する「スカ」というフィリピンのお酢は、日本のお酢よりも酸味が少ないのが特徴で、料理全体に独特な風味を添えています。

柔らかいチキンに酢と醤油を組み合わせた味付けは、日本人の味覚にぴったり!ライスと一緒に楽しむスタイルが一般的なので、ライスもどんどん進みます。一口食べればチキン・アドボの魅力にはまるはず。実際に、帰国してからもチキン・アドボが恋しいと思う方もいるようです。

フィリピンのチキン料理②:チキン・イナサル

次は、フィリピン風の焼き鳥であるチキン・イナサル(Chicken Inasal)についてみていきましょう。

バコロド発祥のフィリピン風焼き鳥

チキン・イナサルは、フィリピン中部のネグロス島の北部にあるバコロド発祥フィリピン風の焼き鳥。昔から闘鶏が盛んなバコロドで、気軽に食べられる料理が好まれたため、チキン・イナサルが誕生したと考えられています。

ちなみに、「イナサル」はフィリピンで広く話されている言語のひとつヒリガイノン語(イロンゴ語)で「焼く」という意味。まさに「焼き鳥」ですね。

チキン・イナサルはどんな味?

チキン・イナサルの味付けはお店によって異なりますが、お酢や醤油、生姜や柑橘類の一種であるカラマンシーなどが入ったタレに鶏肉を浸けて、アナトーオイルを塗りながら炭火で焼くのが一般的です。

ちなみに、アナトーオイルは赤い色をしているので辛そうに見えますが、オレンジ色の着色料として使われます。日本の焼き鳥よりも甘さは控えめなので、チキン本来の旨みを味わえます。

なお、お店では以下のように部位別に注文できます。

Paa (パー): 鶏もも肉 Pecho (ペチョ): 鶏むね肉 PacPac(パクパク):手羽

いずれも、値段は1本数百円のお店が多いです。

なお、フィリピンではたっぷりのライスと一緒に食べるのが定番スタイルです。チキンは串に刺さった状態で提供されるので、まずは豪快にかぶりつきましょう。フォークとナイフを使うより食べやすいので、かぶりつくのがおすすめです。

また、添えられているカラマンシーを搾ったり、テーブルにある醤油や唐辛子、酢などを混ぜてお好みのソースかけたりすると、味の変化も楽しめます。

ちなみに、骨から肉を外してライスと混ぜて食べるのも良いですよ!アナトーオイルやガーリックチップをふりかけてガーリックライスにアレンジしても美味しいです。

フィリピンのチキン料理③:レチョン・マノック

続いて紹介するフィリピンのチキン料理は、レチョン・マノック (Lechon Manok)です。

フィリピン風ローストチキン

レチョンと聞くと、豚の丸焼きのレチョン・バブイを想像する方が多いかもしれませんが、実はレチョン・マノックというチキンの丸焼き料理もフィリピンにはあります。スペイン語由来のレチョンという言葉は丸焼きを意味するため、レチョン・マノックで鳥の丸焼きとなります。

香草を詰めたチキンを炭火でじっくり焼いているため、タンパク質が豊富で、豚よりも健康的!値段もリーズナブルなので気軽に楽しめるメニューとなっています。

丸焼きのままはもちろん、店頭でお願いすれば肉をバラして提供してもらえます。

レチョン・マノックはどんな味?

チキンの中にニンニクやレモングラスなどを詰めて、塩胡椒と共にマリネしているので、シンプルながらも奥行きのある風味を楽しめます。また、炭火でじっくりと1時間近くかけて焼いているので、外はカリッと、中はジューシー。チキン本来の旨みを感じられます。

付け合わせのソースは店舗によって異なりますが、醤油とカラマンシーが一般的。唐辛子が入ったすっきりした酢や、グレイビーソースを添える店舗もあるそうです。ソースをつけて味の変化を楽しむのもおすすめですが、まずは何もつけずにチキンの味を楽しんでくださいね!

フィリピンのチキン料理④:チキン・ビステック

最後に紹介するフィリピンのチキン料理は、チキン・ビステック (Chicken Bistek)です。早速みていきましょう。

フィリピン風チキンステーキ

チキン・ビステックとは、伝統的なフィリピン風の牛ステーキのチキンバージョンです。豚や牛に比べてヘルシーで、調理にかかる時間も短いので気軽に食べやすい料理だと言えます。

醤油やカラマンシーの果汁と胡椒でマリネしたチキンを焼いて、柔らかくなるまで煮込んで作ります。仕上げに、オニオンリングをトップに添えたらチキン・ビステックの出来上がりです!

チキン・ビステックはどんな味?

チキン・ビステックは、醤油とカラマンシーの酸味を中心に、すっきりとしたコクのある風味となっています。日本の生姜焼きや照り焼きのような醤油ベースの味付けに、カボスやすだちのようなすっきりとした味わいが加わるため、日本人の味覚にも合うのではないでしょうか?また、玉ねぎをたっぷり入れて煮込んでいるので、玉ねぎの甘みが溶け込んだまろやかさも楽しめます。

ここまで、フィリピンの代表的なチキン料理を4つ紹介しました。以下では、フィリピンでチキン料理を楽しめるファストフード店やレストラン、屋台などを紹介します。

チキン料理を楽しめるファストフード店①:ジョリビー

フィリピンで人気のファストフードチェーン店であるJollibee(ジョリビー)。赤い蜂のキャラクターでお馴染みのお店です。なんと、フィリピン国内のファストフード店のシェアは、マクドナルドを抑えて第1位です。

ジョリビーは多くのガイドブックで紹介されており、国内に1,000店舗以上を構えているので、フィリピンに行ったらぜひ一度訪れてみてくださいね。

有名なのはChickenjoy(チキンジョイ)

ジョリビーといえばフライドチキン。中でもChickenjoy(チキンジョイ)というフライドチキンが有名で、基本のセットにはライス、グレービーソースとドリンクが付いてきます。日本人にとってチキンとライスの組み合わせはあまり馴染みがないかもしれませんが、フィリピンでは一般的なのです。

フライドチキンの衣はサクサクでクリスピーですが、肉はジューシーで柔らかいので、ヤミツキになること間違いなし!ライスもどんどん進みます。

ちなみに、付け合わせのグレイビーソースは濃厚で少し甘め。チキンにしっかりと味がついているので、そのままでも美味しく食べられますが、グレービーソースで味の変化を楽しむのもおすすめです。グレービーソースが余ったらライスに混ぜても美味しいです。

追加料金でピリ辛スパイシーチキンも楽しめる!

追加料金を払えば、オリジナルチキンをピリ辛のスパイシーチキンに変更できます。スパイシーと言ってもそこまで辛くなく、クセになる味なのでぜひ試してみてください。

ジョリビーには、フライドチキン以外にもハンバーガースパゲッティなども充実していますよ!

チキン料理を楽しめるファストフード店②:マン・イナサル

フィリピンでチキン・イナサルといえば、Mang Inasal(マン・イナサル)というファストフード店が有名。マン・イナサルはフィリピンに400店舗以上を構えるチェーン店で、早い×美味しい×安いレストランとしてフィリピン人に人気があります。主要なモールではたいてい展開していますよ!

おすすめのメニューは、なんといってもチキン・イナサル。自家製ダレに漬け込んだチキンを、時間をかけてじっくりとグリルしています。部位は鶏もも肉とむね肉から選択可能で、お茶碗1杯分のライスがセットとして付いてきますが、ライス食べ放題もありますよ。

テーブルには醤油やカラマンシーなどの調味料も設置されているので、味を変化させながら最後まで美味しく食べられます。ちなみに、現地では手を使って食べるのが主流のようなので、手を使って豪快に味わってみるのはいかがですか?

チキン料理を楽しめるレストラン:Chicken House

チキン・イナサルが誕生した場所と言われているバコロドで、地元の方々から高く評価され続けているのがChicken House(チキンハウス)。1970年代創業の老舗店は、数十年にわたって美味しいチキン・イナサルを提供し続けています。

チキンハウスのチキン・イナサルは、とても柔らかくてジューシー。ちなみに、メニューにはチキン以外にもイカなどのシーフードや、ポークなども揃っています。

バコロドと周辺の州にもチキンハウスは数店舗展開あるので、バコロドを訪れた際は、ぜひ行ってみてください!

屋台でチキン料理を楽しむのもおすすめ!

お手頃価格で気軽にチキン料理を堪能したいのであれば、屋台料理に挑戦するのもおすすめです。

チキンのストリートフードを代表するのが、Isaw(イサウ)です。イサウとは鶏の腸を串に刺してタレを塗って、グリルした食べ物。串にウネウネとした腸が刺さっているビジュアルはインパクトがありますが、ビールとの相性はぴったりです。酢やスカン・ピナクラット呼ばれるスパイスが入った酢ソースが添えられているので、つけながら堪能しましょう!

ちなみに、イサウには豚バージョンもあるので、脂身の好きな方は豚バージョンも試してみてくださいね。

フィリピンではチキンとライスの組み合わせも一般的

フィリピンの主食は米なので、毎食必ずと言ってよいほどライスが食卓に登場します。そのため、ジョリビーにもマン・イナサルなどの人気ファストフード店にはチキンとライスのセットがあり、コンビニでチキンを買うとライスが付いてくるほどです。

なぜこの組み合わせが定着したのかははっきりしてはいませんが、かつてある外食メーカー、ソースをセットにして提供したのがきっかけだと言われています。日本でいうラーメンとチャーハンのセットや、お好み焼きとライスのセットのような感覚に近いのかもしれません。

ちなみにフィリピンの米は日本よりも水分の少ないインディカ米なので、粘り気のある日本の米が好きな方は物足りなく感じるかもしれません。そんな時は、ガーリックライスにするのがおすすめ!香ばしい味が加わって、ライスを美味しく食べられます。

フィリピンでさまざまなチキン料理を楽しもう!

フィリピンの食文化で中心的な役割を果たしてきたチキン。現地に旅行や留学などで訪れる機会があれば、ぜひ本場のチキン料理を堪能してみてください。チキン・アドボチキン・イナサルといった代表的なメニューはもちろん、魅力的な料理がたくさん揃っています。

高級レストランからファーストフード店や屋台まで、それぞれの場所で個性の異なる味わいを堪能できるのも嬉しいですね!

フィリピンのチキン料理をきっかけに、現地の豊かな食文化を体験してみてはいかがでしょうか。

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