
フィリピン留学を検討する際「エージェントを利用すべき?」と迷う方も多いのではないでしょうか。実は、フィリピン留学はエージェントを使わずに自分で手配することも可能です。
本記事では、留学エージェントを通さない自力手配のメリットと、実際に準備を進める際に知っておくべき学校選びやビザの手続き方法、また気をつけたいポイントやリスクへの備えについて解説します。フィリピン留学でエージェントの利用を迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
- エージェントを利用しないフィリピン留学のメリット
- エージェントなしでの学校選びと直接申し込みの方法
- ビザ取得や必要書類の手続き方法
- エージェントを利用しない場合のリスクとその対策
- エージェントを通さないフィリピン留学の成功事例
- まとめ
エージェントを利用しないフィリピン留学のメリット
エージェントを利用しないフィリピン留学のメリットには下記の2点が挙げられます。
エージェントを利用しないメリットに「無駄なサポート費用を節約できる」と考える人もいますが、留学エージェントのなかにはサポート料を無料としているところもあります。そのため、ここでは先に挙げた「選択肢の広さ」と「ストレスの少なさ」という2つのメリットを詳しく紹介します。
エージェントが紹介していない学校を選べる
フィリピン留学を、エージェントを通さないで準備する最大のメリットのひとつは、学校選びの自由度が高まる点です。留学エージェントはたくさんの学校と提携していますが、一定数案内できる学校がそろうと、新規の学校とは提携しなくなる場合があります。
エージェントも利用者の満足度を高めるため、すでに信頼できる学校との提携があれば、あえて新規で提携先の学校を増やさないということがあるからです。そのため、小規模の学校や新しく開校したばかりの学校はエージェントとの提携が少なく、エージェントを経由しての入学が難しい場合があります。
自己手配の場合は、エージェントとつながっていない学校も留学先として選べるため、留学の選択肢を広げられることになります。
エージェントとのやり取りによるストレスを感じずに済む
留学エージェントを通さないでフィリピン留学の準備をした方が、スムーズに手続きを進められる場合もあります。多くのエージェントは丁寧に留学サポートしてくれますが、対応が行き届いていないエージェントに当たってしまうと、余計なストレスを抱えることになります。
たとえば、人手不足のためか対応が遅かったり、担当者が頻繁に変わり情報共有の不足を感じたりすれば、エージェントの対応に不安や不満を感じるケースもあります。その点、自己手配であれば学校と直接やり取りができ、自分のペースで情報収集や準備を進めることができます。
もちろん、自己手配で学校と直接連絡する場合も学校スタッフの対応が不十分な場合もありますが、ネットの情報や体験談を活用して、信頼できる学校を見極めることも可能です。どうしてもエージェントに頼るのが不安、自分のペースや好みで留学準備を進めたいという方にとって、自力での手配は大きな選択肢となるでしょう。
エージェントなしでの学校選びと直接申し込みの方法
留学エージェントを通さない場合の学校選びと申し込みの手順を紹介します。
フィリピン留学の学校をエージェントを通さないで選ぶ方法
フィリピン留学でエージェントを介さずに自分で語学学校を選ぶ場合は、以下のポイントに沿って準備を進めるとスムーズです。
項目で並べると少なく見えますが、フィリピンにはたくさんの学校があるため、情報収集には時間がかかります。しっかり比較・検討しましょう。
エージェントを通さず、直接語学学校へ申し込む方法
フィリピンの大学に入学する場合は、入試や書類審査が必要になるため、大学ごとの情報をしっかり確認する必要があります。ここでは語学留学の場合の申し込み手順を紹介します。語学学校への申し込みの主な流れは下記の通りです。
学校によっては、問い合わせと申し込みが一体になっている場合もあるため、正式な申し込み方法については、各学校の案内に沿って進めることが大切です。申し込み前や申し込みの手続き中に気になることがあれば、遠慮せず質問することでスムーズに手続きを進められます。
ビザ取得や必要書類の手続き方法
エージェントを通さない場合のフィリピン留学準備で気になる「ビザ」についても確認しておきましょう。フィリピン留学では、留学の期間や目的によって手続き内容が異なります。以下の3つのケースに分けて、それぞれのビザ取得の有無や手続き方法をご紹介します。
30日以内の語学留学:ビザ不要
フィリピンに30日以内の期間で留学する場合は、ビザの申請は必要ありません。以下の条件を満たしていれば、問題なくフィリピンに入国が可能です。
事前のビザの申請は必要ありませんが、現地で就学許可証(SSP:Special Study Permit)と外国人登録証(SSP E-Card)への申請が必要です。これらの申請には、パスポートと証明写真が必要になります。ほとんどの学校が申請を代行してくれますが、手数料がかかる点は理解しておきましょう。
30日を超える語学留学:滞在延長と追加の申請が必要
30日以上フィリピンに滞在して語学留学を行う場合、現地での就学許可証と外国人登録証の申請に加えて、「滞在の延長手続き」が必要になります。この場合も多くの学校が申請を代行してくれます。
また、留学期間が59日以上となる場合は、「ACR I-CARD」という外国人登録証への申請が必要で、6ヶ月以上の留学となる場合は、出国の際に出国証明書(EEC)の取得手続きが必要になります。
申請には、パスポートと証明写真が必要です。ACR I-CARDもEECも、手続きは学校がサポートしてくれる場合が多いですが、移民局のオフィスに出向く必要がある点は覚えておきましょう。
大学・大学院留学:日本で学生ビザの申請が必要
フィリピンの大学や大学院に進学する場合は、事前に日本で学生ビザを取得する必要があります。申請先はフィリピン大使館領事部で、大使館の「非移民ビザ必要書類」のページにある通り、ビザ申請には下記の書類が必要になります。
申請は下記の流れで行います。
ビザの申請は時間に余裕をもって進め、遅くとも渡航の2週間前までには完了するよう準備を進めましょう。
エージェントを利用しない場合のリスクとその対策
エージェントを通さないで、自分で準備を進める方法には費用を抑えられるなどのメリットがありますが、一方でいくつかのリスクや注意点もあります。下記にデメリットやリスクとその対策をまとめました。
| 留学エージェントを通さない場合のデメリット・リスク | 対策 |
| 学校選びや渡航準備の情報収集に時間がかかる | ・留学を検討する段階から、SNSやインターネットの情報を積極的に集めておく ・実際にフィリピン留学した人の話を聞きにいく |
| エージェント割引が受けられない | ・学校独自の割引がないかを公式サイトやSNSでチェックする |
| 学校の入学手続きや渡航前の準備で相談ができない | ・現地の日本人コミュニティやオンライングループに参加して相談できる場所を作っておく ・フィリピン留学経験者からの情報や、SNSやインターネットの情報を積極的に集めておく |
| 現地でのトラブルは自分で対応する必要がある | ・補償が充実した海外旅行保険に加入しておく ・現地の日本人コミュニティやオンライングループに参加して相談できる場所を作っておく |
注意として、留学エージェントを利用している場合でも、サポートは出発までが中心です。現地でのトラブル対応は自分で進めなければならない点はどちらの場合も共通です。また、学校によってはエージェントを通さないと入学できないところもあるため、その場合は、エージェント利用が必須になるため、事前に学校側へ確認しましょう。
エージェントを通さないフィリピン留学の成功事例
留学エージェントを通さないフィリピン留学の成功事例を見てみると、下記のポイントを多く満たせる人ほど自己手配に向いているといえます。
自己手配留学の成功のためには、英語力・情報収集力・計画力が求められるとわかります。
ここまで、エージェントを使わない方法を紹介してきましたが、初めての留学や英語力に不安がある方には、エージェントの利用を検討するのが安心です。エージェントの利用に切り替える場合は、情報収集をしっかり行い、条件やサービスの比較もして、信頼できるエージェントを選ぶことが重要です。
まとめ
エージェントを通さないフィリピン留学準備は、自分で調べて判断することが多くなるため、納得感が高く、英語力や行動力の向上につながるというメリットがあります。
一方で、自己手配は時間と労力がかかるため、忙しい方や初めての留学で不安がある方には負担となる場合もあります。サポート費用を気にして留学エージェントの利用をためらっている場合は、無料サポートを提供しているエージェントもあるため、まずはそのサービス内容を確認してみるのも一つの方法です。
自分が自力手配に向いているか判断し、自分に合った方法で、無理なくフィリピン留学の準備を進めていきましょう。
◇経歴
・ワーホリ3ヵ国経験あり
・海外企業の営業・マーケティングで5年の経験あり
・留学サポート経験あり
◇資格
・ケンブリッジ英検 FCE
・TOEIC 900点以上
◇留学経験
・イギリス・エディンバラ大学附属の語学学校にて1ヶ月の語学留学経験あり
◇海外渡航経験
・ニュージーランド、カナダ、アイルランドでワーホリを経験
・アイルランドの企業で営業・マーケティングを担当(出張でマルタやイギリス、アジア圏の国々にも行きました)
・これまで仕事や旅行で訪れた国は20ヵ国以上
◇自己紹介
留学サポートの経験も経て、現在はWebライターとして活動しています。
大学から本格的に英語を学び始め、留学・ワーホリ経験を通して、世界各国の人たちと交流する楽しさを知りました。現在は、日本で国際交流・異文化理解の場を作るお手伝いもしています。