前回CPUをRyzen9 7950Xから9950xに変更した話を書きました。
今回は続き
9950xに交換しましたので7950xでも苦戦していた
メモリの4枚挿しに挑戦してみます。
AM5環境もかなり枯れてきており安定動作をしていますが
DDR5メモリとの相性は未だにあり、4枚挿しが安定しません。
これが無茶なOCメモリなら仕方が無いと諦めるのですが、
JEDEC準拠のDDR5-5600メモリで定格電圧動作な物なので
これくらいは動いて欲しいと思う所。
7950xを載せている時はそこそこ運が良かったのか4枚挿しでも
DDR5-5200且つ定格電圧で安定動作をしておりました。
(未だに4枚挿しだと4800から上げられないという話も聞きますし)
しかし、5600に上げた途端まともに起動しない、電圧を盛って
なんとかWindowsの起動まで辿り着いても安定しないというヘソ曲げっぷり。
という事で4枚挿しに挑戦してみます。
マザーボードはASUS TUF GAMING X670E-PLUS、BIOSは2026年3月時点で
最新だった3841β。
メモリはCrucialのCP2K48G56C46U5
DDR5-5600 XMP3.0およびEXPO対応 1.1Vな品です。
48GBを4枚挿しますが2枚組が2セットなのでシリアルナンバーは
通しではありません。更にいうと基板の色も異なっていたりします。
BIOSの設定はEXPO Iを使用。
SPD通りなので46-45-45-45-90-135で1.1Vという緩い設定です。
とにかく4枚で安定動作が目的なので。
メモリのトレーニング設定(Context Restore)等はAutoのまま。
唯一UCKL=MCLKだけは1:1にしてあります。
では動作テスト。

…ふむ、とてもとてもあっさりと4枚で5600駆動をしています。
この辺りはまぁ案外すんなり行くのでは?と予想はしていました。
前の7800X3Dから9800X3Dに変更した時もメモリ周りの許容範囲が
広くなった感がありましたので。
普通に起動しましたのでメモリテストプログラムであるTestmem5の
anta777氏のExtreme設定で回します。こちらの設定ですが最強では
無いもののかなり強めの負荷を与えます。ちょっとでも不安定だと
即エラーを吐きます。個人的にこれが通ればOKかなと。
7950xで5600駆動をさせた際は5分もたずにエラーが出ておりました。
これで4周すれば一定レベル以上の安定を得られるのではないかと。
ちなみに192GBで4周だと12時間くらいかかります。
そんな訳で長時間放置の結果がこちら

さらーっとテストも終了。
そのまま使用していますが不安定さは今のところ全くなし。
当然のように4枚挿した直後の起動時はメモリのテストが走るため
5分ほど時間がかかりましたが、今は起動も速いです。
という事で9950xでのメモリの4枚挿しのテストでした。
今回の買い替えでの期待する部分の一つでもあったので個人的に満足。
というかあまりにも素直に動きすぎて何か設定を間違っているのでは?
とも思えるレベルです。
個人的にやはり9000番台になってメモリコントローラーの改良?改善?が
入っていると感じますが定かではありません。
ただ、実際に使った感じではかなり許容範囲が大きくなった感はあります。
ただし、全ての9000番台Ryzenでメモリ4枚挿しが安定するとは限りません。
メモリの品質、マザーボードとの相性、CPUのメモリーコントローラーの
出来、AGESAコードのバージョン等々ありますから。
これだけを目当てでの買い替えは慎重に行いましょう。
そういえば以前のBIOSアップデートで
Improved memory compatibility for JEDEC-compliant modules
こういうのがあったんですね。ASUSだけか不明ですが。
これでJEDECモジュールの安定度が上がった可能性もあります。