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LLM時代の海外旅行

はじめに

みなさん、こんにちは。ML_Bearです。2025年のGWに久しぶりに海外旅行に行ってきました。前回の海外旅行から2年ほど経っており、LLM全盛期になってから初めての海外旅行ということになります。

今回はLLMに非常にサポートしてもらいながらの旅行だったのですが、これがとても快適で「いい時代になったなぁ」と実感する旅になりました。せっかくなので、印象に残ったLLM活用法をいくつか書き残しておこうと思います。

前提条件

まずは旅行の基本情報を共有しておきます。

  • 行った国はギリシャ
  • 僕と嫁は英語はそこそこ話せるが、込み入った会話はしんどい。
  • 現地でも英語はほぼ通じるものの、訛りが強い人が多かった。
  • 現地の表記はギリシャ文字でほぼ読めないことも稀によくあった。

では、役に立ったことを列挙していきたいと思います。

ChatGPT o3

旅行をしていると、DeepResearchを使うまでもないけど面倒な調べものを行う機会がたくさんあります。そんな時にはChatGPT o3にいつも相談していました。現地で困ったことがあると、大体o3に調べてもらって解決できました。

活用例1: eSIM選定

旅行前にAiraloという有名なeSIMを選んで行ったのですが、ギリシャの島々では電波状況が思いのほか悪く困りました。

ChatGPT o3に相談すると、Airaloは現地の小規模キャリアの回線を使用していたことがわかりました。そこでさらに依頼してギリシャの主要キャリアを利用できる別のeSIMプロバイダーを探してもらいました。最初の返答では少し間違っているところがあったものの、何度かのやり取りののちに、より電波状況の良い大手キャリアのeSIMを見つけることができ、無事に通信環境を改善できました。

自分で検索して調べると小一時間じゃ済まないような調べ物をものの数分で行なってくれたのでかなり感動しました😇

o3が作ってくれたeSIM比較表

活用例2: チップ金額設定

欧米はチップ文化なのである程度の心付けを払う必要があります。事前に調べて行ってなかったので、これもo3に調べてもらいました。わかりやすい表を作ってくれたのでこれをスクショしてたまに見返してチップ代の参考にしていました。

o3が作ってくれたチップ表

活用例3: バスの時刻表検索

現地の交通機関の時刻表を調べてもらうといった用途にもo3は最適でした。普通に検索して調べるのでもいいのですが、やっぱワイン片手に質問するだけで面倒な検索をやってくれるのは便利ですね。

ChatGPT 4o + 画像

仕事ではほぼ使わなくなって久しい ChatGPT 4o ですが、旅行では画像を見てもらって解説してもらう機能が非常に役立ちました。旅行中だとo3ほどの精度が不要なタスクも多いので、4oの速さが活きる場面も多かったです。

活用例1: メニューの解説

4o+画像はレストランのメニュー解説で大活躍しました。現地のレストランの人はほぼ全員英語が話せるので店の人に聞くこともできますが、食材の単語とかが全然わからない (例: calamari ってなに?) ので、4oに聞くのが気軽で便利でした。

観光地価格で結構高い😅

活用例2: 洗濯機の使い方

宿泊先のホテルやAirbnbには洗濯機が備え付けられていましたが、操作パネルが全てギリシャ文字表記で理解できませんでした。深夜だったためホストに連絡するのは気が引けたので、代わりに操作パネルの写真を4oに送信。AIが各ボタンの機能を翻訳してくれたおかげで、問題なく洗濯を完了することができました。こういった日常の小さな困りごとを素早く解決できるのも、画像認識機能の大きな利点です。

全然読めない笑

活用例3: ワインの選定

ギリシャのお酒はワインが定番でした。スーパーでワインを選ぶ時にラベルを読んでもらって、どんな味かを教えてもらいながら選べたのは助かりました。

これ日本でも便利かもしれない

活用例4: 碑文解読

観光地で見かけるギリシャ語の碑文も、AIのおかげで簡単に理解できるようになりました。碑文の写真を撮影して「これには何と書かれていますか?」と質問するだけで、4oが内容を解説してくれます。

以前なら専門ガイドがいなければ理解できなかった歴史的な文字情報が、スマートフォン一つで読み解けるようになったのは、とても良いですね。今回はギリシャ文字読んでもらったけど、何ならヒエログリフとかも解読してくれるんじゃないかな?

Deep Research

ChatGPT o3のWEB検索が非常に強力なため、Deep Researchを使う機会は以前より減りましたが、より詳細な情報が必要な場面では依然として重宝しました。

GoogleのDeep Researchも便利だとは思いますが、旅行用途としてはOpenAIの方が使いやすいと感じました。Googleのものは「歴史に残る壮大な冒険の始まりです」といった大げさな書き出しで始まることもよくあり、実用的な情報を探している時には少し煩わしく感じることがありました。

活用例1: 遺跡観光のモデルプラン作成

デロス島という遺跡の島に行くことにした際、ガイドブックを持って行っていなかったため、Deep Researchを使ってモデルルートと解説付きのガイドブックを作成してもらいました。

モデルコースの最後に微妙に時間余らせてたりしていてツッコミどころがなかったわけではないですが、非常によくできたドキュメントで、限られた時間で効率よく島内の主要スポットを巡ることができました。

素晴らしい品質のガイドブック

捨てるのももったいない品質だったので共有しておきます: デロス島ファミリー向けモデルコース

活用例2: 現地レストランの選定

「XXXXの絶景レストラン5選」のようなリストを作成してもらうのも非常に効率的でした。自分で複数のサイトを比較しながら調査する手間が省け、限られた旅行時間を効果的に使うことができました。

TripAdvisorのレビューなどを読んでおすすめのメニューとかも引っ張ってきてくれていたのが便利で、店選びどころかメニューを選ぶ手間まで省けたのが印象的でした。

表が気合い入りすぎててはみ出てる

これも結果を置いておきます: イメロヴィグリ〜フィラ間の子連れOK絶景レストラン一覧

ChatGPT 高度な音声モード

ChatGPTの音声モードが予想以上に活躍してくれました。

現地ではガイドさんなしで歴史建造物を観光することが何度かあったのですが、音声モードに大まかな歴史的背景 (例: アテネの勃興からデロス同盟の誕生、ペロポネソス戦争に至る経緯など) を教えてもらいながら観光をするのは非常に楽しかったです。下手なガイドさんより説明上手だよなぁと感じる機会も少なくなかったです。

ただし、音声のモデルの精度の低さを感じる場面も多々ありました。例えばカメラをオンにして「この場所は何?」と質問しても「これは大昔の人が住んでいた街だよ」といった情報量ゼロの回答しか得られないことも多く、そんなときは建造物の写真を撮って4oやo3に見せていました。(例: 音声モードに見せてもまともな回答が得られない場合でも画像を4oに見せると「これは雨水と地下水を溜めておくタンクだよ」などと具体的な解説をしてくれた)

画像+音声の性能が今後向上することを心待ちにしています。

その他のLLM関係ない話

せっかくなので、LLM関係ない話も少し。

現地での飲食店選びには Google マップのレビュー機能が予想以上に信頼できました。ガイドさんや Airbnb のホストから推薦された優良店は、確かに Google マップでも高評価を獲得していました。もちろん評価が高くても期待外れのお店も時々ありましたが、少なくとも「この評価以下は避けよう」という基準として十分機能していると感じました。

あとレビューで言うとTripAdvisorのレビューも相当気にしているらしく、ホテルでは無料でお酒をサービスしてくれた際に、そっとレビューURLのQRが書いたカードを渡されたりもしました笑。こういうのはLLM時代の前から変わらないですね笑

おわりに

今回の旅行は、LLMの実用性を体感できる素晴らしい機会になりました。昔は現地の言葉がわからなくて苦労したり、ガイドブックを常に持ち歩いたり、何かと面倒なことが多かった海外旅行が、LLMのおかげで快適なものになった気がします。

皆さんも次の旅行では、ぜひLLMを活用してみてください。ではまた😇




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