
揺らぎも裏切りも知らない、
ただ静けさだけを湛えた純白の世界。
あなたにも、そんな場所が必要なときはありますか。
冷たい朝の光がそっと流れ込み、
羽が凪いだ湖面に落ちるように静かに降り立つ。
あの静けさを、あなたの心は覚えていますか。
白い柔布は、涙を咎めることなく受け止め、
風さえ触れられないまま、そっとそこにある。
あなたの涙を、こんなふうに受けとめてくれたものはありましたか。
淡い月光は、心の奥にある
揺るがぬ場所の輪郭をそっと照らし出す。
その光を、あなたも感じたことがありますか。
沈黙と透明、やわらかな光と繊細な質感が満ちる、
純白でできた小さな聖域。
そこに立つとき、あなたの中で何が静かに息を吹き返すのでしょう。
揺らぎも裏切りも知らない
純白の世界も、時には必要ではありませんか…?