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神代の美学…

静寂の朝

曲水は、燃ゆる紅葉の袖で、

己が水肌をゆるりと撫でる。

川面に降り注ぐ色彩の雫は、

織りなす錦のひとひら

流れはやがて、

秋の風の吐息にそよぎ、

ひやりと指先に舞い降りる。

「神の時代にも、知られざりけむ」

花筏に染まりながら、庭内はそっと瞳を閉じて、

紅に揺れる夢をみる。

 

※「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」(在原業平)の歌から、私が勝手に詩に発展させたものです。

画像はadbefireflyから抽出。

 




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