2025-09-01 神代の美学… 静寂の朝 曲水は、燃ゆる紅葉の袖で、 己が水肌をゆるりと撫でる。 川面に降り注ぐ色彩の雫は、 織りなす錦のひとひら。 流れはやがて、 秋の風の吐息にそよぎ、 ひやりと指先に舞い降りる。 「神の時代にも、知られざりけむ」 花筏に染まりながら、庭内はそっと瞳を閉じて、 紅に揺れる夢をみる。 ※「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」(在原業平)の歌から、私が勝手に詩に発展させたものです。 画像はadbefireflyから抽出。