わたしの良い子 著:寺地 はるな に、こりゃいいな、ということが書いてありました。
独身の伯母が甥っ子を育てるというストーリーで、ある日、小学1年生になった甥っ子が、いじめっ子にサンタクロースはいないと言われて、しょんぼりして帰ってくる。
「サンタクロースっていなんでしょ?」と悲しそうに聞いてくるのに対して、伯母自身は子供時代から、こだわりなく、そういう設定のものだと思っていたので、なんて答えようか逡巡して、「そぉねぇ、人じゃないからなぁ」と、答えたのに、甥っ子が「えっ!!!人じゃないっ!!!」て、しょんぼりもぶっとんで、びっくり。
サンタクロースっていうのは人名じゃなくて、大好きな人にプレゼントをあげることとか、そうしたい気持ちのことを言うんだよ。・・あのね、だれかにプレゼントをあげたい気持ちや、あげる行為を総称して「サンタクロース」なんだよ。だから、プレゼントをあげて誰かを喜ばせたいって思う人は、みんなサンタクロースなんだよ。だから、わたしもサンタクロースなの。朔と一緒に暮らすようになって、だから、サンタクロースになれたの。
「おれもサンタクロースになれるかな。」と甥っ子がステキにつぶやいて、「なれるよ、もちろん。」と答える伯母の会話とか、もう、とてもよいお話でした。