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20250601

今日は漫トロOBのみんなと高尾山に登った。

 

前日会社でイベントがあり、たまには会社の人の内面を知る機会があるのもよかろうと思って行ってきたのだが、会社の人の立派な面や情けない面を見れてよかった半面、やっぱり疲れてしまった。せっかく同じ会社で働いているのだから一年に一度くらいは、とは思うものの、終わってみると、なんで休日なのに仕事より辛いこと(僕は会社の人にあまり内面を見せるわけにはいけないので、日常会話となるととても気を遣うわけだ)をしないとあかんねん、とも思う。

 

で、今日の山登り。会社のイベントの辛さを吹き飛ばしてくれた素晴らしい会だった。いい友達を持てて本当によかった。山から降りてラーメンを食べて、それからスーパー銭湯に行った。

 

ただひとつ、僕の精神に毒だったのは、岩盤浴のフロアでイチャついているカップルをたくさん見たことだ。カップルたちの横で横たわり、考える。僕もこういうことがあったような気がするけど、あれは夢だったのかな……。あれが夢だったとするなら、京都であったことも全部夢だったのかもしれない……。

 

手に持っていたのは「特攻の拓」だった。「特攻の拓」は初めて読んでみたが、気弱で力のない主人公が、次々と魅力的で力のある人物たちに出会い、認められていく夢物語のような話だった。なんだかそれが地元の愛知を出て京都で大学生活を始めた僕みたいで……。

 

なんで彼らは僕を受け入れてくれたんだろう。本来僕を認めてくれるはずのない人たちだったはずだ。きっと全部夢だったんだ。そうだったんだ。

 

目が覚めるとそこは京都でもなく、地元の愛知でもない。どうやら東京のスーパー銭湯にいるらしい。不思議な感覚だった。夢のようなことが起きて、夢が終わり、わけのわからないところに僕はいた。人に好かれるはずのない、僕のままのはずだった。でも現実には大事な友達を得ている。一方で、うまく人とコミュニケーションが取れなくて人を傷つけてしまう未熟な自分もいる。明日は仕事だ。それが現実だった。




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